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青柳有紀

ブログについて

アメリカで得られないものが日本にあるように、日本では得られないものがアメリカにはある。感染症、予防医学、公衆衛生学について、ニューイングランドでの日常を織り交ぜつつ、考えたことを記していきたい。

青柳有紀

Clinical Assistant Professor of Medicine(ダートマス大学)。国際機関勤務などを経て、群馬大学医学部医学科卒(学士編入学)。現在、アフリカ中部に位置するルワンダにて、現地の医師および医学生の臨床医学教育に従事。日本国、米国ニューハンプシャー州、およびルワンダ共和国医師。米国内科専門医。米国感染症専門医。米国予防医学専門医。公衆衛生学修士(ダートマス大学)。

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6月末に6年間過ごした米国を離れ、日本に一時帰国したのち、先週、ルワンダ(「千の丘の国」という意味です)に到着しました。前回の滞在ではメリーランド大学のチームの一員として現地でのHIV治療のトレーニングに従事することが目 […] » 続きを読む

2013/03/29

Commencement

3月15日は米国レジデンシー・プログラムのマッチ・デイでした。感染症科をローテートしているダートマスの医学生たちも、それぞれ進路が決まったようです。また日本では卒業の季節で、フェイスブックを覗くと、母校の恩師の研究室から […] » 続きを読む

昨年11月初旬から4週間にわたり、中部アフリカに位置するルワンダ共和国において、HIV診療および臨床医学教育に従事する機会に恵まれました。   ルワンダは、26000平方キロメートルほどの小規模な国土に、1千万 […] » 続きを読む

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 床には、血液の染まったガーゼやテープの屑、シリンジや器具のパッケージが無数に散乱していた。救急部の看護士たちがそれらを片付け、床をモップで掃除しているあいだ、僕 […] » 続きを読む

(研修医時代の日記から) その日は確か雨が降っていて、当直隊に引き継がれた夕方の救急部にははじめから重苦しい空気が漂っていた。いくつか軽症の救急搬送があった以外、外来もそれほど混雑しておらず、僕らは比較的余裕をもって仕事 […] » 続きを読む

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