小児がんの確定診断がついたら、それを患児と家族に告知して、治療方針のついての話し合いをしなくてはなりません。通常、未成年の診療に対する最終責任・決定権をもつ親権者である両親に病名を告知するわけですが、患児に病名を告知する […] » 続きを読む

小児がんの確定診断がついたら、それを患児と家族に告知して、治療方針のついての話し合いをしなくてはなりません。通常、未成年の診療に対する最終責任・決定権をもつ親権者である両親に病名を告知するわけですが、患児に病名を告知する […] » 続きを読む
僕が小児集中治療のフェローとして普段からよく使っている教科書は、Roger’s Textbook of Pediatric intensive careです。 内容はしっかり基礎病態をおさえつつ、最新のエビデ […] » 続きを読む
2010年6月3日、エンパイアステートビルのライトアップはオレンジと白。その日、ニューヨーク大学病院で長男が誕生しました。妻の妊娠から出産まで色々なことがありました。そんな自分の経験を、医師の視点から振り返ってみようと思 […] » 続きを読む
小児がん診断までのプロセスは、白血病のように血液か骨髄の検体を、顕微鏡で見て即日につく場合と、外科系医師の手術または生検後、病理医による診断がでるまで長いときには1週間近く待つ場合さまざまです。近年、遺伝子異常などの分子 […] » 続きを読む
小児がん専門医の仕事は、小児がん疑いで紹介されてきた患者、または院内でコンサルトされてきた患者の、問診・診察から始まりますが、自分が自己紹介をするとき、患者や家族は名札にかかれた「腫瘍科またはCancer Center、 […] » 続きを読む
医療者向け情報第一弾! 実際にアメリカの小児研修の現場で使われている教科書を紹介したいと思います。 まず、小児科のバイブルといえばこれでしょう。ネルソンですね。 疾患、そしてその病態生理を知りたいときに必ず、このネルソン […] » 続きを読む
source control 問題の原因となっている根幹に対してアプローチし、制御すること。転じて、臨床感染症の現場では、根治目的で感染巣に対して行う、何らかの介入を指して用いられる語。 例えば、憩室炎から […] » 続きを読む
“そもそも、医師の仕事は、高い、安いというものさしで計られるべきものではない。医療を商品として扱い、医師と患者を、商品を介在とした生産者と消費者の関係にしてはいけない。” 社会的共通資本 という考えがあります。人間が共同 […] » 続きを読む
じつは日本にもアメリカにも小児がん専門医という資格はありません。歴史的に、小児がんの中でもっとも多い疾患である白血病の診療と研究にあたってきた小児血液医が中心となって、小児がんという専門分野を確立してきたため、現在も小児 […] » 続きを読む
悪性腫瘍が成人医療の花形・中心(?)であるのに比べて、小児医療において小児がん医療というのは、実にマイナーな部門です。小児科の中心はやはりなんといっても、プライマリケア。健康の子供の成長と発達を見守るのが、多くの小児科医 […] » 続きを読む