2011/11/13 アメリカで使われている小児集中治療学の教科書 シェア Tweet 僕が小児集中治療のフェローとして普段からよく使っている教科書は、Roger’s Textbook of Pediatric intensive careです。 内容はしっかり基礎病態をおさえつつ、最新のエビデンスもわかりやすい文体で紹介しています。 無駄を省きながらも実際の診療で疑問として出てきそうな項目を網羅していて、とても役立ちます。 ぜひおすすめです。 2件のコメント 小児集中治療はどんな病気の人が対象になるのでしょうか。その治療の過程で、親に対する対応や、子供の精神発育についてはどこまで進んでいるのでしょうか。退院後の育児方針も立っているのでしょうか。 野崎病院 藤林 保 返信 藤林先生、コメントありがとうございます。 うちのPICU(pediatric intensive care unit)には18歳以下の重症患者は何でも来ます。敗血症、喘息などの内科系から、外傷、脳腫瘍摘出術後などの外科系などです。ただうちは移植施設ではないので、そういった患者はきません。 子どもの精神発育等への対応は、ソーシャルワーカー、child life等の助けが欠かせません。Child lifeとは、簡単に言えば病棟に入院している子ども達と”遊ぶ”専門家です。しかし、彼らはきちんと資格を持ったプロ集団です。詳しくは、Child life councilのページを参照してください。 PICUの患者及び家族の精神面のケアについては、またあらためて書きたいと思います。 返信 コメントをどうぞ コメントをキャンセルメールアドレスが公開されることはありません。 名前(必須) メールアドレス(必須) コメント 次回のコメントで使用するためブラウザーに自分の名前、メールアドレス、サイトを保存する。 Δ
小児集中治療はどんな病気の人が対象になるのでしょうか。その治療の過程で、親に対する対応や、子供の精神発育についてはどこまで進んでいるのでしょうか。退院後の育児方針も立っているのでしょうか。 野崎病院 藤林 保 返信
藤林先生、コメントありがとうございます。 うちのPICU(pediatric intensive care unit)には18歳以下の重症患者は何でも来ます。敗血症、喘息などの内科系から、外傷、脳腫瘍摘出術後などの外科系などです。ただうちは移植施設ではないので、そういった患者はきません。 子どもの精神発育等への対応は、ソーシャルワーカー、child life等の助けが欠かせません。Child lifeとは、簡単に言えば病棟に入院している子ども達と”遊ぶ”専門家です。しかし、彼らはきちんと資格を持ったプロ集団です。詳しくは、Child life councilのページを参照してください。 PICUの患者及び家族の精神面のケアについては、またあらためて書きたいと思います。 返信
小児集中治療はどんな病気の人が対象になるのでしょうか。その治療の過程で、親に対する対応や、子供の精神発育についてはどこまで進んでいるのでしょうか。退院後の育児方針も立っているのでしょうか。
野崎病院 藤林 保
藤林先生、コメントありがとうございます。
うちのPICU(pediatric intensive care unit)には18歳以下の重症患者は何でも来ます。敗血症、喘息などの内科系から、外傷、脳腫瘍摘出術後などの外科系などです。ただうちは移植施設ではないので、そういった患者はきません。
子どもの精神発育等への対応は、ソーシャルワーカー、child life等の助けが欠かせません。Child lifeとは、簡単に言えば病棟に入院している子ども達と”遊ぶ”専門家です。しかし、彼らはきちんと資格を持ったプロ集団です。詳しくは、Child life councilのページを参照してください。
PICUの患者及び家族の精神面のケアについては、またあらためて書きたいと思います。