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青柳有紀

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 床には、血液の染まったガーゼやテープの屑、シリンジや器具のパッケージが無数に散乱していた。救急部の看護士たちがそれらを片付け、床をモップで掃除しているあいだ、僕 […] » 続きを読む

青柳有紀

(研修医時代の日記から) その日は確か雨が降っていて、当直隊に引き継がれた夕方の救急部にははじめから重苦しい空気が漂っていた。いくつか軽症の救急搬送があった以外、外来もそれほど混雑しておらず、僕らは比較的余裕をもって仕事 […] » 続きを読む

内田舞
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日本と比べると精神科の利用率がずいぶん高いアメリカ。一般人に加えて、医療関係者の精神科受診は稀ではありません。ですが、いざ受診してみようと思うと、一体何を聞かれるのか、そして質問に対してどのように答えればいいのかわからな […] » 続きを読む

米川能弘

去年ハーバード大学医学部の眼科レジデンシーを始め、最初のころに会った患者は中近東のクウェートから治療のために来米した70代の元気な女性で、黒い民族衣装を着ていた。同伴の娘は英語が使えた。娘の説明では、母親は 5年前から両 […] » 続きを読む

川名正隆
★おすすめ

以上のようにアメリカの医学教育における臨床実習の内容を様々な角度から見てきました。私の経験では、ほとんどの学生がやる気十分で臨んでおり、特に自分の興味のある科の実習においては高評価を得ようと必死になっています。このような […] » 続きを読む

川名正隆
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3.学生評価とモチベーション 最後に臨床実習の評価に関して書こうと思います。3年生のコア実習においてはNBME(USMLEも作っている組織)が発行しているShelf Examのスコアと、インターン・レジデント・アテンディ […] » 続きを読む

川名正隆
★おすすめ

前回の投稿では、学生を臨床に参加させるには責任の所在と教える側の教育責任の使命感と信頼関係が存在する環境を作ることが重要であると書きました。こう書くと、参加型臨床実習の環境を作るための教える側の負担ばかりが強調されてしま […] » 続きを読む

反田篤志

今日のニューヨークは散歩日和。気温も20℃くらいと快適で、午前中から家族でハイラインに散歩に行ってきました。これは昔の貨物用線路の残りを公園道として整備しなおしたもので、今ではニューヨーカーに人気の散歩道になっています。 […] » 続きを読む

川名正隆
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2.学生が臨床参加できる環境 2回に渡って米国の病院での内科学臨床実習の内容について書いてきました。ではこうした実習内容はどのような環境の中で成り立っているのかを考えて見ます。 学生が「臨床参加する」ということにおいてま […] » 続きを読む

川名正隆
★おすすめ

前回は「インターンとほぼ同じ業務をこなす実習」であるSub-Internshipを紹介しましたが、このような実習を可能にするには、その前の段階の3年生時のコア実習で病棟における基礎能力が養われていることが前提です。内科コ […] » 続きを読む

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