本日(8月18日)の記者会見で、米大統領は「9月20日から全国民にファイザーもしくはモデルナ社のコロナワクチンの追加接種(いわゆるブースター接種)を開始すると発表しました。 対象者は少なくとも8ヶ月前に接種を完了した人 […] » 続きを読む
ブログについて
野木真将
兵庫県出身、米国オハイオ州で幼少期を過ごす。京都府立医大卒、宇治徳洲会病院救急総合診療科の後期研修を修了。内科系救急を軸とする総合診療医として活躍したい。よきclinical educatorとなるため、医師としての幅を広くするため渡米。2014年よりハワイで内科チーフレジデントをしながらmedical education fellowshipを修了。2015年よりハワイ州クイーンズメディカルセンターでホスピタリストとして勤務中。
東京オリンピックを巡る海外紙の考察と医療従事者としての意見
東京五輪開催予定の7月23日まであと11週間となった今、「一体どういうつもりなのか?」とヤキモキする毎日です。 特に医療従事者としては、「もっと他に優先すべきこと(ワクチン接種事業とか、医療逼迫地域への医療支援とか、水際 […] » 続きを読む
4月の話題。JNJコロナワクチンを巡る一時停止、供給再開、VITTなどの話題を検証する。
前回の記事では、米国内で3種類目のコロナワクチンとして認可されて接種事業が始まったジョンソン&ジョンソンワクチン(以下JNJワクチン)の特徴(無毒化アデノウィルスベクター、冷蔵庫温度で3ヶ月保管可能、冷凍保存だと2年間 […] » 続きを読む
ハワイでのコロナワクチン普及(4ヶ月で30%の島民)を振り返る!
バイデン大統領の公約では、「就任して100日目(4月30日)までに1億人にワクチン接種」としていたのが、4月頭には「4月末までに2億人」へと上方修正されています。それだけ、今の米国内でワクチン普及が最優先課題として急ピッ […] » 続きを読む
前回は、ファイザー/ビオンテック社やモデルナ社が開発したmRNAワクチンの開発経緯についてまとめました。 コロナワクチンに関する2021年1月末の話題といえば、もうすぐ米国における3つ目となるジョンソン&ジョンソン(JN […] » 続きを読む
mRNAワクチンは解き放たれた期待の新技術!開発経緯と課題を解説
私の周囲では医療従事者へのmRNAワクチン(ファイザー社、モデルナ社)が2回目まで接種完了し、来週から地域の高齢者に提供するための大規模ワクチンクリニックが地元のコンサートホールなどで計画されています。 SNSで見るとま […] » 続きを読む
2020年に撤回されたCOVID関連の科学論文のまとめ
ニュースが慌ただしく変化していくので、迅速性を優先してツイッターなどで情報を得ることが増えてきました。 それぞれの見出しが短く、リンクをクリックしても中身も短いことが多いので、時には複雑な事項が簡素化されてかえって分かり […] » 続きを読む
新型コロナウィルス変異株について今、わかっていること
新年を迎えて、各地ではCOVID-19の急拡大の暗い話題が続いていますね。日本の大都市での医療資源の枯渇を聞くと胸が痛みます。 昨年8月のハワイ州も急な患者増加があり、その時のサージプランや病院での対応を過去のブログ記事 […] » 続きを読む
米国初のCOVIDワクチン緊急承認が出た!現場はどう動き出していたのか?
12月11日にアメリカ食品医薬品局(FDA)がファイザー/BioNTech社のCOVIDワクチンの緊急承認(EUA)を認めたという報道が出てから、全米各地の病院現場は急ピッチで受け入れ準備の最終調整をしていることと思いま […] » 続きを読む
米国でのコロナウィルスワクチン開発の最新事情!有効性、安全性、迅速性の落とし所は?
前回のブログ記事ではファイザー社のコロナウィルスワクチン第3相試験に参加した経験をまとめました。 世界中では16以上ものワクチン候補が第3相試験に入っており、5つのワクチン候補が既に限定的使用の認可に近づいています。それ […] » 続きを読む
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