『So, what do you do…?!』(それで、それは一体どんな職業なんですか?)
初めて会った人に『音楽療法士です。』と自己紹介をすると、『Hi』の後に『How are you?』が続くのと同じ位の確率で、こう聞き返される結果となります。
アメリカ音楽療法協会によると、現在6000人強の認定音楽療法士が全米で活動しているそうです。単純計算で各州に100名ちょっとの音楽療法士がいて、それなりに、、、!と言いたいところですが、まだまだ知名度が低いのが現実です。
というわけで、『音楽療法士』とは何かというのを説明することも仕事の一つとなってくるわけなのですが、『音楽療法士』に認定されてから6年経った今でも、あいかわらず『う〜ん』と悩んでしまう私がいます。
もちろん、私の決定的な『説明力不足』に原因があるのは間違いないのですが、それに加え、『音楽療法』がありとあらゆる場面で様々な形で使われているため、余計に『う〜〜〜〜ん』と悩んでしまうのです。
一番短く答えるとすると『My job is to support people’s needs through music. 一人ひとりのニーズを、音楽を通してサポートすることが私の仕事です。』となるわけですが、これではあまりにも抽象的すぎて『?』顔が返ってくることが確定してしまいます。だからといって、具体的に私が実際している事を説明してみても、『でも、音楽療法はそれだけじゃないんだよなぁ』というモヤモヤ感が残るわけなのです。
私たちが好む音楽がその日の気分によって変わるように、『音楽療法』はあらゆる人生の場面に応じて、時には、科学的に、また、あるときは芸術的な曖昧なものへとその形を変化させていきます。生まれたばかりの赤ちゃんからお年寄りまで、その人がその時に必要としている『音』を探し、創り出し、その人の人生のお手伝いをしたり、一歩を踏み出すきっかけづくりをしていくのが音楽療法士のしごとといえます。
と、、、結局、抽象表現に戻ってしまいました。反省、、、。次回は、もう少し具体的に『はじめての音楽療法 part2』を書いていきたいと思います。
やっと登場ですね!Part2以降が楽しみです。期待してます。
佐々木先生: ありがとうございます :) 日本語がかなりあやしいので、ビシビシ、ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いします。
娘が今、チューリヒ芸術大学のピアノ科に留学中で、音楽療法に大変興味があります。
是非、詳細をお聞きしたいです。
仲田様。初めまして。ヒグラシと申します。お嬢様がチューリヒに留学なさっていらっしゃるのですか?きっと、現地で素敵な経験をなさってるんでしょうね。うらやましい限りです☆ ブログにも書かせていただきましたが、『音楽療法』といっても本当に様々なアプローチがあります。また、国によっても『音楽療法』の据え方がかなり違ってきます(ヨーロッパであれば、イギリス、ドイツが音楽療法の先進国といわれています)。 私は、米国内での活動をもとにお話しする事しかできませんが、何かお役に立てる事があれば遠慮せずにおっしゃって下さい。これからも、よろしくお願いいたしますm(_ _)m。
超共感できる…
(笑)。よんでくれてありがと :) 日本とアメリカで離れているけど、お互いがんばろうね♡ チームふぃらでるふぃあ(たった今、思いつきました)。
私も、Dance/Movement Therapyを説明しようとすると、あれもこれもと欲張って、結局、簡潔にまとまらなくなってしまいます。
伝えたい! 知ってほしい! という思いが強すぎるのでしょうか。。。?
これからの記事も楽しみにしています。
初めまして。ヒグラシです。短時間で説明するって結構難しいですよね。 私も、いつも真剣に困ってます(笑)。 実際にセッションを見に来てもられると、少しは説明し易いんですけど、毎回、そんなわけにはいかず、、、(笑)。 Dance/Movement Therapistの方は、いままで実際にお会いした事がないので、記事を楽しみにしています。 今後とも、よろしくお願いいたします。
音楽療法とは奥の深いものですね。100万人の人間がいたら、心の模様は100万通りあるわけですから、一言で説明できかねるのは当たり前!!少しづつ気長に説明して欲しいものです。私達素人にわかるようにね!
私がやっているラボテューターと言う仕事も対象が幅広いこともあり、その元であるラボパーティを説明するのはとても難しいことです。英語教室?世界の歌や物語りにたくさん触れてその心を学びます。幼児教室?いえ大学生も社会人も通ってきていますよ。物語りを通して人間の生きかたを学ぶ場?どれをとってもそれだけじゃない。どう説明すればよいのかな?いつも悩んでいます。
お互い悩みながら、でもたゆまずに少しづつ一人でも多くの人にわかってもらえるように努力しましょう!
コメントありがとうございます。ラボも確かに困りますよね。私も、何度友人に聞かれて悩んだ事か、、、(笑)。 でもきっと、その曖昧さの中に、ラボや音楽療法の魅力がたくさん詰まっているのだと、私は信じる事にしています :)
途中からすいません。 このサイトでブログ書いてます、浅井です。
実はラボっ子20年やってました。 オムツ取れるかどうかぐらいから、ずっと、医学部入っても在籍してました。なつかしいです。
今アメリカにいるのも、ラボの影響が大きいです。中1の時のホームステイが、すべてのきっかけだったような気がします。
最近のラボは、時代に合わせて変わってきたのでしょうか? ラボテープが擦り切れる(伸びる)ほど聞いたのが懐かしいです。今こちらで、子供と一緒にナーサリーライムを歌っています。
懐かしくてついコメントしてしまいました。
浅井先生: はじめまして。ヒグラシと申します。 浅井先生もラボをなさっていたんですね〜!? しかも、20年、、、ビックリです! 私は、小学校からアメリカに来るまで東京支部の中村睦美パーティでした(今となっては、何地域とか覚えてません、、、(笑)。
私は『トムソーヤ』と『大草原の小さな家』がきっかけでホームステイ、留学、『日本に帰ろう、帰ろう』と思いつつ、いつの間にか就職までしてしまいました、、、。
お嬢さんとナーサリーライム、素敵ですね。 日頃、音楽療法をしているせいもあるとは思うのですが、ラボテープやCDの音の良さ、深さをつくづくと感じている今日この頃です。 ラボをやっていた頃は、そんな事全く気づきませんでしたが、、、(笑)
これからも、よろしくお願いいたします。