長年活動を休止していた音楽活動ですが、先日ついにピアニストとして再デビュー。
舞台のスポットライトを浴びることになりました。とは言え、息子のチェロのピアノ伴奏をしただけのことですが、BACHのDREI SONATENを 二ヶ月近くも毎日毎日一生懸命練習したわけです。おかげ様で当日は再デビューも衣装華やかに、さりげなく間違えながらも息子の足を引っ張ることなく無事に弾き終わりました。成績は1マイナスで、1プラスはもらえませんでしたが次のステップへ。明後日はオースティン行きをかけてチェロとバイオリンのピアノ伴奏をします。勝てばテキサス州レベルのコンテストに参加できることになります。
さてスポットライトと言えばもちろんコードブルー。瀕死の状態にある患者を目の前に、次の指示を待つスタッフがチームリーダーである私を見上げます。まるで舞台に上がってマイクを握る自分がそこでスポットライトを浴びているような感覚です。
エピネフリン、はい、CPR続けて。
ショックするよ、みんな離れて!
特に患者の枕元に立って、気管の挿管をする瞬間はスタッフ全員の視線が集まります。まさしくER究極のスポットライト。
一日に最低一度はそういう機会にめぐまれるような緊急度の高い患者の集まる病院で何年も働いているおかげでスポットライトを浴びても焦ることもアガルこともなくなりました。こうやって身につけた貴重なあがらぬ術を引っさげて明後日はコンテストに参加してまいります。
ピアニストの世界と救急の世界がこうやってつながるとは私も思いもしなかったですねぇ。。。