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マーティンもと子

ブログについて

ERを駆け巡ることな、なんと100年! 砂漠の町テキサス州エルパソから発信します。 元女性管制官第一号。航空機の緊急事態を処理できる能力を救急の世界に応用できる異色のおもろい元管制官医師。絶対にぶつけへんで~! Clinical Assistant Professor at Texas Tech University

マーティンもと子

女性管制官第一号として11年間運輸省勤務後渡米。アメリカ人と結婚、5人の子宝にめぐまれる。夫婦そろってメディカルスクールを苦労して卒業後夫は内科軍医、私は救急の世界へ。 日米の医師免許取得。大阪府高槻市出身テキサス州エルパソ在住 Clinical Assistant Professor at Texas Tech University

子供にもよりますが、頭をガンガン叩いても、お尻をペンペンしてもついてくる子はよっぽどの頑張りやです。
この時勢、子供をしかってばかりいて制限ばかり加えますと子供が萎えて自尊心がなくなりますよね。
スパルタ教育はもうあきらかに通じませんよね。

さて、逆に褒めることをよくよく知っている親の元に育ったお子さんは伸びるような気がします。
少しでも目標に近づくように、少しでも前へ進んでいけた時に褒めることはほんとうに大切です。

そんな時に、

そんなちょっとしかできひんねんやったら、あかんあかん。
もっと手綱閉めてかからんといかん。

などと否定的になるとよっぽどの頑張り屋さんでない限りはがっかりして後退します。
褒める、これですね。

ただし、的を得て叱ることは必要です。
悪いことは悪いこと。
妹をいじめることはいけません。
5時に帰るといって約束したのに無視して7時まで帰らない。
そんな時は遠慮なく叱ります。が、今日は叱ったが、昨日は同じことが起こったが面倒臭くて叱らなかったというような一貫していないしつけはいけません。

ゴールに向かって週単位で目標を決めて、毎日できたらシールです。
シールが30枚たまったらヨーロッパ!!ではなくても例えばの話、子供の好きなゲーム屋さんくらいには連れていってあげられます。

最近の若い子は、ゴールをなかなか設定できません。
まるでコンピューターにグーグル検索してもらってコンピューターにゴールを探し当ててもらうことが可能だと思っている子がたくさんいます。
思考回路が弱っていますよね、ほんと。
考えることが二の次になってスマートフォンやPCにかじりつき。

このインターネット氾濫期代、子供のしつけは親次第、難しいです。
でもできるだけポジティブに育ててやりたいとは常々思っています。

2件のコメント

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