3月半ば、レジデンシーマッチングの季節ですね。うちのプログラム(Anesthesia, UCSF)ではレジデンシーディレクターからマッチングの結果が毎年メールで送られてきます。
今年はInternational Medical Graduate(IMG)は無し! いままでは25人くらいのうち1人はいたのですが。。。残念です。どんどん入りにくくなっていますね。
私がレジデンシーに入った時は(University of Texas Houston) プライマリーケアに行く人が多くてスポットが埋まらず、IMGだらけだったんですが。。。現状は厳しいですね。でも頑張って欲しいなあ。。。
以前は麻酔科のスポットが埋まらなかったというのは驚きです。ご存知かもしれませんが、こちらのJAMAのレポートにもあるように、近いうちにレジデンシーのポジションの数を米国人のメディカルスクール卒業生が上回りそうです。
http://jama.jamanetwork.com/article.aspx?articleid=1475200
まだプライマリケア領域はニーズがある時期が続きそうですが、IMGの状況はますます厳しくなりそうですね…
反田先生、
クリントン政権時代にプライマリーケア重視の政策のため、麻酔科に行く人が減ったのです。レジデンシーにも政治、情勢が反映されているのですね。
金城さくら先生
沖縄海軍病院 第19期生(2009-2010)の桑原功光です。
ECFMGによると、今やIMGマッチ率はトータルでたった約40%!と公式発表されています。
年々、厳しくなりますね。その中で、日本人医師がどうしたらポジションを得ることができるか、上記のJAMAの論文もあり、今後はマッチへのより緻密な戦略が必要かと感じています。
桑原先生、
なるほどマッチ率40%ですか。一旦米国のシステムに入ってしまうと後はどうにかなるのですが。最初の壁は高いですね。