“Are you happy?” アメリカでは日常よく聞く言葉です。直訳すると、”アナタハ シアワセ デスカ?”となるわけですが、とてもversatileな言葉で、現状に満足しているか?という意味合いでも使います。
麻酔の仕事で使う場合、例えばレジデントと一緒に麻酔導入をしたとします。患者の状態が安定した後、特に何か助ける事が無いかどうか聞く時” Are you happy?” と聞き”Yes, I am happy”. とくれば一人で術中管理できるという意味を含み、”では何かあったら呼んでね”、と言いその場を離れます。
以前に働いていた病院でお世話になったドクターにばったり再開した事がありました。 あれこれ話をする前にそのドクターはズバリ” Are you happy?” と聞いてきました。ずんっと心に重くのしかかる言葉でした。自分が何をするにしても、いかなる状況においても、happyかどうか、それが最も重要な事なのだ、と考えさせられました。
Steve Jobsがスタンフォード大学で行った有名なスピーチの中で、朝起きて鏡を見るとき自分が本当に好きな事をしているかどうか自分に問いかけ、好きでなければ何らかの行動を起こさなければならない、というのがありました。
好きな事をする。。happy に繋がるファクターの一つだと思います。
鏡をみるとき、”Am I happy?” といつも自分に問いかけるようにしています。