同様に日本内で集約化が必要な科の例として、心臓外科がある。厚生労働省は心臓外科手術件数の施設基準を100例/年と定めているが、実は日本国内での一施設あたりの開心術数の平均は60例でしかなく、心臓外科を有する病院の多くは、 […] » 続きを読む
ブログについて
桑原功光
北海道砂川市出身。2001年旭川医科大学卒業。1年間の放射線科勤務の後に岸和田徳洲会病院で初期研修。都立清瀬小児病院、長野県立こども病院新生児科、在沖縄米国海軍病院、都立小児総合医療センターER/PICUと各地で研鑽。2012年-2015年 ハワイ大学小児科レジデント修了。2015年-2019年 テネシー州メンフィスで小児神経フェロー、臨床神経生理学(小児てんかん)フェロー修了。2019年9月よりミシガン州デトロイトのChildren's Hospital of Michiganで小児神経科&てんかん医として勤務開始しました! 日米両国の小児科専門医&米国小児神経科・臨床神経生理学専門医
カテゴリーアーカイブ: 臨床研修
集約化と研修医教育 前編
アメリカでの小児科レジデントは3年間。英語の環境下で、当初はプログラムで生き残るのに必死だったが、この2年間で少しずつ余裕も出てきて、日米の研修医教育現場の差異を客観的に評価できるようになってきた。 例えば、米国の小児科 […] » 続きを読む
インターン生活をふりかえり 後編
5. 自分との対話:レジデント修了後の進路がまだまだ見えてこない。というのも、私自身が確固たる目標をもって留学した訳ではないからだ。将来、やりたいことはたくさんあるのだが、具体的なプランが定まっていない。前ブログで述べた […] » 続きを読む
インターン生活をふりかえり 前編
2012年6月1日に家族と一緒に大阪を経ち、ハワイへ移住。7月1日より研修が始まった。この1年間はあっという間だった。臨床留学者がみな口をそろえて「最初の1年目は一番キツかった」というが、例外に漏れず、私もこの1年間は大 […] » 続きを読む
ハワイでおっさんレジデントになるまでの道 後編
翌年 2011年度、沖縄 → 東京都立小児総合医療センター → 再び岸和田、とめまぐるしく異動することとなった。臨床留学へ向けて、100通ほど面接の応募をしたが、結局ニューヨークとエルパソの2カ所しか返事が来なかった。面 […] » 続きを読む
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