Skip to main content
反田篤志

ブログについて

最適な医療とは何でしょうか?命が最も長らえる医療?コストがかからない医療?誰でも心おきなくかかれる医療?答えはよく分かりません。私の日米での体験や知識から、皆さんがそれを考えるためのちょっとした材料を提供できればと思います。ちなみにブログ内の意見は私個人のものであり、所属する団体や病院の意見を代表するものではありません。

反田篤志

2007年東京大学医学部卒業。沖縄県立中部病院で初期研修後、ニューヨークで内科研修、メイヨークリニックで予防医学フェローを修める。米国内科専門医、米国予防医学専門医、公衆衛生学修士。医療の質向上を専門とする。在米日本人の健康増進に寄与することを目的に、米国医療情報プラットフォーム『あめいろぐ』を共同設立。

ニューヨークの建物の間には全く隙間がありません。文字通り、「全く」1mmも隙間がないのです。

日本では火事の延焼を防ぐため、また住環境配慮のため、法律により土地に対する建物の占有面積「建ぺい率」が60、80%などと決まっています。なので、(もちろん皆さんもご存知の通り)必ずといっていいほど建物同士には隙間があります。東京などのビル密集地帯でも例外なしです。

ニューヨークのビルにはなぜ隙間がないのでしょうか?延焼しやすい木造建築がないから?地震がないのでビルが揺れないから?犯罪が起こりそうな危険な路地裏を作りたくないから?どなたかこの辺の事情に詳しい方いたら教えてください。

ちなみに、土地がたくさんある地方都市では、隙間どころか建物同士がすごく離れて建っています。一度行ったヒューストンでは、広大な土地にふさわしく、100メートル四方ほどのブロックの真ん中にどでかい建物がドンと一つ、そして隣のビルまでは歩いて3分と、想像を超えて贅沢に土地を使用していました。5ブロック先といえばニューヨークでは歩いて5分ですが、ヒューストンではタクシーに乗るのが当たり前、と言っても過言でないかもしれません。

2件のコメント

  1. 反田篤志さま、
    初めまして。あなたの疑問にお答えします。
    仰せの通りNYのビルには隙間がありません。
    私はアメリカ在住11年3ヶ月、内ミシガンが10冬、後は南カリフォルニア
    Los AngelesとSan Diegoの中間になるIrvineというところに住んでいました。
    娘がNYの私立大学と大学院修士課程を修了し、私が日本に帰国したのは
    1983年7月29日ですが、1995年から2008年8月7日まで娘に会いに毎年通いました。
    アメリカ東海岸の多くの州はご存知のように岩盤でできていて、地震とは無縁です。
    だから、殆んど隙間なしで建物が建てられます。娘が住んでいた賃貸アパートの屋上
    から隣の建物に移動が可能でした。私はアメリカの独立記念日の花火を見るのが好きで
    殆んどその時期にあわせてNYに出かけていました。ミシガンもカリフォルニアも
    建物の間は隙間があります。特にシエラ・ネヴァダ山系が走るカリフォルニアは
    地震が年中起きます。ですから、建物と建物の間を開けておかないと崩壊し大惨事に
    なります。お役に立てたでしょうか?なお私の名前はブログを書いていますので
    それを使いました。興味がおありでしたら「wasurenasoの日記」を覗いていただければ
    幸いです。アメリカ、イギリス、チェコ共和国などなど常連で私のブログをお読み頂いて
    います。幸い英語にあまり不自由しないため、NYTimesとCNNの邦訳をし、時事の話題が
    多くなります。今、娘はWashigton,D.C.のWorld Bankに職を得て15年住み慣れたNYを
    後にしました。

  2. 上のコメント、凄い参考になったけど、さりげなくない自慢とアピールがすごくて笑いました。おじいちゃん頑張ってね。

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。


バックナンバー