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野木真将

ブログについて

ハワイは温暖な気候と全米一のCultural mixが見られ、医師としての幅広さを養うにはいい環境と感じています。 旅行だけでは見えない、ハワイ在住の魅力もお伝えできればいいなと思います。

野木真将

兵庫県出身、米国オハイオ州で幼少期を過ごす。京都府立医大卒、宇治徳洲会病院救急総合診療科の後期研修を修了。内科系救急を軸とする総合診療医として活躍したい。よきclinical educatorとなるため、医師としての幅を広くするため渡米。2014年よりハワイで内科チーフレジデントをしながらmedical education fellowshipを修了。2015年よりハワイ州クイーンズメディカルセンターでホスピタリストとして勤務中。

8月に入りましたが、全米でのコロナウィルス新規患者数が減少する気配はありません。
毎日ハラハラしながら報道を見ていますが、病院や地域の疲弊感を感じることも増えてきました。
「いつまで自粛するのか?」「学校は再開できるのか?」「経済は耐えられるのか?」
ハワイは第1波がきれいに収束して、一旦は5月頃に新規患者数がゼロの日が続きました。
5月の落ち着いている期間に、病院では毎朝のコロナウィルス対策会議も頻度を減らして週に3回となりました。面会制限も段階的に解除され、外来受診も遠隔診療から少しずつ対面での受診も増え、予定手術の再開もされました。
しかし、米国本土の症例数が爆発的に増えているのに合わせて6月後半からハワイでも新規患者数が少しずつ増えてきて、「これは第二波か?それとも第一波の続きか?」などと言いながら、院内の緊張感が再度高まってきているのを感じます。そしてとうとう8月第2週くらいから連日3桁の感染者数が続き、危険な状態になっています。
学校再開は延長され、公園やビーチのロックダウンが再度発令されてしまいました。

 

 

 

 

 

出典:https://health.hawaii.gov/news/corona-virus/hawaii-covid-19-daily-news-digest-august-17-2020/

第一波からの学びを生かして、個人レベルでも組織レベルでも再上昇を予想して備えてきました。

1件のコメント

  1. 野木先生、無事にお過ごしのようで何よりです。
    ミシガン州はコロナウイルス罹患者の数が10万人を超えました。
    ミシガン州の人口が約1000万人なので、約1%がすでに罹患したことになります。

    小児は重症例が少ないのが幸いですが(ない訳ではない)、
    ミシガン州ではこどもたちの学校の多くが、次の1年間、オンラインに決定しつつあります。
    (私たちの息子たちの学校もオンライン決定)。

    さて、これからのコロナ時代がどうなるかですね。まだまだ数年は収束しないでしょう。
    小児神経科的には、自閉症など発達障害圏のこどもたちの教育・養育にも大きな影響が出ています。ABA therapyを行うセンターの多くが休止しており、発達障害圏のお子さまがいる家族の悲鳴が聞こえてきています。。。

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