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ブログについて

栄養士といっても興味は、低栄養や栄養サポート。日本でも臨床を経験した栄養士が感じるアメリカでの実践栄養について 紹介していきたいと思います。

松本 菜々

日本の病院で在宅栄養を確立し、Nutrition Support Team を立ち上げた後渡米。ミネソタ大学院終了後ハワイの病院に就職し、現在は、南カルフォルニアの小さな病院でメイン臨床栄養士として、情熱をもってICU,急性期病棟の患者栄養管理をしています。

松本 菜々のブログ
2015/05/09

アメリカ健康志向とダイエット

極端なアメリカ人

アメリカには、本当にいろんな人がいる。ソーダ(炭酸飲料)ばかり飲む人もいれば、健康を気遣って、毎日サプリメントをとって多額のお金をかけている人、まったく砂糖を食べない人、毎日ジムで筋力トレーニングをして、高たんぱくの上にホルモンのサプリメントを飲む場合もあるジムラット (Gym Rat) と呼ばれる人達、ローフーズダイエット (Raw Foods Diet) といって、料理・加熱すると食物の中の酵素を壊すから良くないと、野菜果物のほかにも、肉まで生しか食べない人達、グルテンのアレルギーやセリアック病(Celiac disease)を持っていないけれど、グルテンが含まれる食物を食べると胃の調子が悪い、痩せられるとグルテンフリーの食べ物を食べる人達(最近はこれがアメリカのトレンドで医学的にもこのダイエットの必要性が議論されていたりする)、ジュースダイエットは映画「Sick fat and nearly dead」 の影響でひそかなブーム、ホールフーズ(Whole foods)に行くとジュースブースがあって、Wheatgrass Shot なんてオーダーしたらそれはそれはトレンドっぽい。これは、日本でいう小麦若葉ですね。日本の青汁は、大麦若葉でちょっと葉が違いますね。こんな人の多くは、お買いものは、Whole Foods かTrader Joe’s に行く。私の患者さんでは、グローセリー(grocery)は、この2つでショッピングして、他のAlbertson や Safewayにも有機食品やグルテンフリー食品はあるのに行かないという人もいる。いわいるブランド志向。

そしてあらゆるタイプのベジタリアン。アメリカ人の会話にはよくでてくる 「私は菜食主義なの」というと、宗教(Seven days Adventist)で菜食をしている人も含めて、一般的に、私は健康に気を使っているの、という意思表示をしているようなもので、ビーガン(Vegan) というと本当に動物性の食べ物は全く食べない。ゼラチンは、動物からつくられているから食べない。代わりに植物性の繊維、寒天などを使う。チキンブイヨンや動物のブイヨンで作られたスープも食べない。これは、色々な思考からきていて、本当に健康をきづかって心臓病になって菜食主義を始めてコレステロールやLDLコレステロールが下げたい人から、動物を殺して食べるのがかわいそうという動物愛護の人、それと家禽類の飼育の仕方、例えばホルモン注射をしていたり、衛生的でない狭い檻で病気になっているほかの家禽と一緒になっている肉を食べたくないからだとか、一概にベジタリアンといっても色々な理由があって色々なタイプがある。だから、ビーガンでもモデルのように痩せている人から肥満の人も多くみかける。卵乳製品を食べないし、アメリカでは、ナッツ類は油の多い食べ物ではなくて、タンパク質の多い食べ物になっているから、ビーガンの人はナッツをタンパク質代わりに食べる。その量、もちろんポーションサイズ(portion size)は、日本人とはくらべものにならない場合もある。本当に健康に気遣っている人は、ナッツをジップロックのバックにいれて少量スナックとして食べる。アメリカの心臓学会(American Heart Association)やDASH Dietでは、1日に一掴みのナッツ(handful nuts)は、心臓病予防にいいと摂取が推奨されている。もちろん食塩添加(unsalted)してない、オイルでローストされていない (dry-roasted) 生ナッツ(raw nuts)。ほとんどのレストランでベジタリアンメニューが対応されているのでお豆腐がをタンパク質として使われる場合も多い。

トレンドなお店だと、GMO Freeといって、Genetically Modified Foodsー遺伝子組み換え食品を使わないレストランも多く、遺伝子組み換え食品を全く食べない人、避けるもいる。他にもブルーベリーダイエットや色々なダイエットがたくさんある。

一時大流行だったアトキンズダイエット(Atkins Diet)といって、高脂肪低炭水化物ダイエットは、このダイエットを始めたDr. Atkinsは、心臓疾患・高血圧を患っていて死亡原因もそれだといわれています。それから、このダイエットは下火になったものの、まだ私の患者さんでもこのダイエットをしたいといってくる人もいる。ベーコン、ソーセージなど高脂肪で塩分の高い食事をして減量できるのだから、アメリカ人にはもってこいのダイエットなのでしょう。今では、訂正版アトキンズダイエットが、子供の癲癇治療食や他の目的で使われる場合もある。興味のある人は、メリル・ストリープの「First Do No Harm」の映画をみてるといいと思います。I love thismovie.https://www.youtube.com/watch?v=HyeC9IiFKpw

本当にいろんな人達がいて、いろんな健康志向 dietがある。

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