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熊倉純子

ブログについて

NICU(新生児集中治療室)で、毎日多くの事を学び、よい仲間に囲まれながら楽しく働いております。そんな中で、日々経験したことや、気がついたことについてお伝えできたらと思います。

熊倉純子

東京都出身。高校時代に1年間アメリカへ交換留学。日本赤十字看護大学卒業後、慶應義塾学病院で6年半ほど小児科新生児領域で看護師として勤務。看護師のキャリアを考える中、 アメリカの医療看護事情に興味を持つ。RN (Registered Nurse) ライセンス取得後、アメリカへ看護留学し、 OPT(オプショナルプラクティカルトレーニング)としてフロリダ片田舎の総合病院小児科にて1年間勤務。一旦日本に帰国し、日本看護協会に1年間勤務するも、再び渡米、アインスタインメディカルセンターNICUへ2年半勤務後、現在のペンシルバニア大学病院NICU勤務にいたる。

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(2013年2月14日にあめいろぐに公開された以下の記事は一部編集後、2017年5月11日に 活動的な高度な自律的なナースのための情報サイト 日経メディカルAナーシングhttp://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/anursing/ameirogu/201705/551233.htmlに掲載されました。該当記事をご覧になるには会員登録が必要です。)
 はじめまして。Philadelphia郊外にある病院のNICUで働いております熊倉純子と申します。 私がアメリカの医療看護システムや歴史について興味を持ち始めたのは、日本で看護師として働きだして3〜4年目頃でした。日々3交替勤務で忙しく働く中、専門領域での看護実践能力をどのようにのばしキャリアを進めて行けばよいか、ということに行き詰まっていました。そんな中、看護学生時代、働きだしてからもよく使用していた看護診断書や、看護理論の多くが米国の翻訳本であったことにふと気がつきました。果たして「アメリカの看護は進んでいるのか?」ということに疑問を持ちました。アメリカの看護について調べていく中で、ナースプラクティショナー(NP) などの、上級実践看護師(APN) の存在を知り、私の描いていた理想の看護師像は、知識も技術も充実し、専門領域で実践能力を発揮できるNPなのだと感じました。そんな経緯があり、日本で6年半の病院勤務後、現在はアメリカの看護の現状を知るべく、アメリカで2つめの職場で、よき同僚に恵まれ仕事をしているところです。

初回投稿として今回は、私が取得したRegistered Nurse (登録ナース、RN)の免許について書きたいと思います。 アメリカのRN免許を取得するには、最初に、全米50州うちどの州に登録したいか(どの州で働く予定かということになります)を決めます。そして、NCLEX(日本でいう看護師国家試験)をパスし、諸手続き(州によって若干必要書類等が異なる上に、外国人看護師として必要な書類提出等)を行うことで免許が州のBoard of Nursingに登録されます。 私の場合はRN免許取得に向け、情報収集・受験申込書類作成などの準備を普段の病棟3交替勤務の合間に少しずつ行っていたため、実際にRNとして働くために必要な全て(CGFNS*、NCLEX、英語の語学試験)の資格取得するまで、あっという間に3年が経過していました。CGFNSとNCLEXは何とか一度で合格したものの、英語の語学試験は目標スコア獲得のため、最終的に7回も受験しました。
*The Commission on Graduates of Foreign Nursing Schools http://www.cgfns.org/

今から5年以上も前のことですが、英語の医学専門用語をゼロから独学で学び始めたときには、一問一時間のペースで、途方も無い道のりだと思ったことを覚えています。出題範囲は日本とアメリカで基本的に差はないものの、出題傾向はずいぶん異なり、実践能力を問う問題が多かったように思います。試験は Computerized Adaptive Testingといい、コンピューターにプールされている問題から一問ずつ順番に出題され、正誤状況により、次の問題が選択され、最低75問、最高265問というように試験終了の問題数も決まってきます。そのため、75問のみ、一時間ほどで終了する受験者と、私のように265問全て、6時間の試験時間をめいっぱいかけて終了する受験者とに分かれるようでした。 このようにして取得した免許は、いったん州に登録すると、その後は、書類提出と、州によっては簡単なコースを修了することで、免許を別の州に登録することができます。 また、徐々にNurse Licensure Compact* に加盟する州が増えてきており、複数の州でプラクティスできるような免許形態が広まりつつあるようです。アメリカではトラベルナースという、一カ所に定住せず期間限定で各地を転々とし、仕事をする看護師がいるため、そういった看護師には便利な免許なのかもしれません。
*Nurse Licensure Compactについては https://www.ncsbn.org/nlc.htm

日本の看護師免許は永久免許で、更新の必要はありませんが、アメリカでは、1~2年ごとにRN免許を更新する必要があります。更新料(実際にプラクティスができるようactiveにするか、プラクティスはしないが、免許を登録しておくnon activeにするかで更新料が異なります)を支払い、必要な継続教育を受けることで更新ができます。継続教育は、例えばCalifornia州ではポイント制のようになっており、2年以内に30ポイント必要等、州ごとに更新条件を定めています。 継続教育はとても手軽に日常的にポイントを稼ぐ事ができます。例えば、自分の興味のある医看護系の研究論文(RN免許更新のための継続教育として認可されている必要があります。)を1つ読むことで、0.5〜1ポイント加算。また、職場でも、医療安全や感染管理等に関する継続教育用のパワーポイントプレゼンテーションを受講し、1ポイントなどというように加算していくことができます。 このように割と自由な形での更新方法で、最初の看護師免許試験のように厳しい内容ではありませんが、永久免許制度よりはよいのではないかと思います。

48件のコメント

  1. じゅんこさん

    私がNCLEX受験をした時のこと思い出しましたよー.CGFNSは年に2回しか開催しないのでこれを落とすと全てが先送りになると思って3交代の勤務の合間にお勉強していました.あの経験をしたのは私だけじゃないと思うとなんだか嬉しいですね.
    私は4つくらいの州のRN免許を取得申請していますが,州によって更新料がだいぶ違うんですよね.MAが過去最高でしかも納入日がお誕生日なんです.忘れないけど釈然としないのはなぜ(笑

    臨床からずいぶん遠いところにいますが,頼もしく思っています.これからもいきいきとした情報提供をおねがいしますね!

    • なほこさん

      コメント頂きありがとうございます。CGFNSは年2回のみでしたね。半年後、1年後にどのくらい受験準備が整っているか想像がつかず、受験日を決めるのに頭を悩まし、日本より頻繁に開催している近隣の国へ受験に行くことも考えていたことを思い出しました。それと同時にアメリカの試験でありながら、CGFNS、NCLEXともに世界各国で受験できるシステムであることに驚いたことを覚えています。免許更新は、私も3州で登録しているため料金がかなりかかりますね。

      これからも、情報交換やアドバイスなど頂ければ有り難いです。どうぞ宜しくお願いします。

  2. はじめまして、現在4年制大学の看護学科1年の者です。
    以前からアメリカに興味があり、最近になってアメリカで看護師になりたいと強く思う様になりました。現在アメリカの看護学科のある大学にtransferを考えていて必死に情報を搔き集めているのですが、アメリカで活躍してらっしゃる日本人看護師さんは既に日本の臨床で経験を積んでから渡米した方が多く、なかなか前に進めずにいます。
    また、金銭的な問題や語学力の問題など課題が多くありかなり非現実的な挑戦だと自覚しているのですが、やはり何もせずに夢を諦めたくありません。
    また、不安要素の中に例え大学にtransfer出来たとしてもRN免許(現地の看護学生でも合格に苦労すると聞きました)がちゃんと取得出来るのか、就職は出来るのか、など分からないことが多く本当に手探り状態です。ですが熊倉さんの記事を拝読しまして、RNの仕組みの知識を多少得られた事で少し安心しました。ありがとうございます。
    もしよろしければ、私のような前例や、アドバイスがありましたら教えて頂けると幸いです。突然のコメントと長文失礼しました。

    • かなさん

      コメントどうもありがとうございます。

      かなさんは「英語の素地」がどれくらいありますか?英語力が夢実現までにかかる時間を少なからず左右すると思います。今までTOEFLやIELTSなどの英語力テストを受けたことがなくれば、まず受験してみるのはいかがでしょうか?私は帰国子女でなく、日本語教育を受けてきたので、RNとして働きだしてからも、日々英語には苦戦しています。永遠の課題です。

      日本の看護大学一年在学中にアメリカの看護大学へトランスファーが可能であるのかわかりませんが、可能であるのであれば、アメリカの大学のホームページの international applicantsや、transferring as an international student というような項目から、アメリカの大学入学/編入に必要となる語学力試験や、SATなどのスコアやその他の書類について確認ができると思います。アメリカの大学では日本の看護大学にように一年時に看護学部に入学するのではなく、入学後途中でmajorを決めるのだったように記憶しています。

      次に資金面については、学費および、応募可能なあらゆる奨学金を調べてみるとよいと思います。アメリカの大学にinternational students として入学/編入する際には必ず残高証明を提出する必要があったと思います。そのあたりについても実際の金額を確認してみるとよいかもしれません。

      このあたりの情報収集を一通りすれば、おそらくどんな準備が必要であるか整理できると思います。

      卒業後のアメリカでの就職については、外国籍である限りビザの問題がついてまわるので、アメリカの大学を卒業しRNライセンスを持っていたとしてもとても厳しいのが現状です。ビザの問題は、アメリカの経済情勢や、移民法の変化などに左右されるということもありタイミング次第ということも事実です。実際、数年前まで看護師特別の就労ビザが発給されていた事もあります。

  3. はじめまして。
    私は、日本でナースの免許を10年ほど前に取得しましたが、病院で一度も働いたことはありません。現在、永住権を取得し、アメリカで生活しているので、自分の資格を活かせればと思っているのですが、かなり前の知識に加え、英語も自信がないので、RNになるには遠い道のりだと思っています。
    1つのステップとしてアシスタントナースも考えています。役割等、RNとは違うと思いますが、日本でのライセンスを活かして州の試験を受けれるものなのでしょうか?
    また、そのあたりの現状についてアドバイスを頂ければとおもいます。

    • ふみさん、コメントありがとうございます。

      1.「日本でのライセンスをいかして州の試験を受けることができるのか」というご質問について

      RNの場合になりますが、日本で卒業した学校の看護教育内容証明(科目ごとの時間数および単位の詳細が必要です)と、厚労省に看護師免許登録されていることの証明を州のboard of nursingへ送り、書類が承認されればNCLEX-RNの受験資格を得ることができます。州によってはCGFNSが必要です。ふみさんのお住まいの州の条件を以下のリンクでご確認いただくことができます。
      http://www.cgfns.org/sections/tools/apps/sbonrequirements.shtml
      (NCLEX-RN受験資格審査に必要な書類についても州ごとに多少異なる可能性がありますので各州のboard of nursingでご確認ください。)

      2.「1つのステップとしてアシスタントナースも考えています」について

      アメリカでは、RNのアシスタント的な役割を持つ職種で一般的なものは次に挙げる2つだと思います。Certified Nursing Assistant (CNA)とLicensed Practical Nurse (LPN)
      (※California州ではLVNといいます) LPN・LVNは日本でいう准看護師にあたるように思います。LPN・LVNになるにはNCLEX-PNという試験を受ける必要があり、CGFNSが必要かどうかについては上記のリンクで確認できます。LPN/LVNの採用は急性期を扱う病院では積極的には行っていないのが現状のようです。CNAの資格については州レベルであるのか各トレーニングコース修了証レベルであるのかわかりませんが、CNAトレーニングコース以外での看護教育はなくても受講、資格取得可能だと思います。CNAは日本でいうところの看護師が行う「療養上の世話」にあたる部分を全般的に行っています。

      情報収集には各州のnursing boardのサイトや、NCSBN(National Council of State Boards of Nursing)の https://www.ncsbn.org/1213.htm ページが活用できると思います。CNAについては American Red Crossのページで各地域のトレーニングコースが検索できるようです。

  4. 初めまして。
    私は今日本に住んでいて、正看護師をしています。これまで脳神経外科、神経内科、呼吸器科で働き、今は消化器内科の病院に勤務しています。
    私の夫はアメリカ人で、今は日本に住んでいますが、いずれアメリカに戻って生活をするつもりでいます。看護の仕事が好きなので、アメリカでも看護師免許を取得して働きたいと思っています。そして少しづつ英語とNCLEXの勉強を続けています。英語の勉強だけでも大変な上に、医学英語の難しさには頭を抱えています。熊倉さんはどのように勉強なさったのか、参考までに教えていただければと思います。よろしくお願いします。

    • ファジオ恵里さん、コメントありがとうございます。10月4日投稿の “米国看護師として働く準備(回答編2)” として回答させていただいております。

  5. メールアドレスが間違っていたため、サイドコメントさせていただきます。
    日本で看護師として働いて16年になります。主人がロサンゼルスに単身赴任となり、永住権取得に向けて準備も進んでいるようです。
    看護師の仕事は好きなので3〜4年後にはNCLEX-RN受験し合格して渡米するのが今の目標です。
    病院で勤務しながら子育てしながらとなりますのでとても厳しく大変な道のりだとは思っています。
    まず、何から初めていけばいいのか、、、と悩んでいるのが現状です。
    英語力がないのでまず英会話から習っていこうとは思っているのですが、、、。
    いろいろ調べていくと看護留学されている方もおられ、やはりその方が近道なのでしょうか?NCLEX-RNに合格しても就職が難しいという情報もあったのですが。
    日本でNCLEX-RN受験に向けて仲介してくれる会社などあるのでしょうか?
    漠然とした質問で本当に申し訳ありません。不安だらけの私に少しでもアドバイス頂けたらうれしく思います。
    どうぞ、よろしくお願いします。

    • 勉強方法については、過去の投稿を読んでいただけるとだいぶイメージがつかめるかと思いますので一度読んで頂ければと思います。

      英語力についてですが、アメリカで働く際に必要となってくるスコアがCGFNSのホームページの以下のページに掲載されていますので参考にしてみてください。

      https://cgfns.zendesk.com/entries/24675698-English-proficiency-score-requirements-for-VisaScreen-

      TOEFL, IELTSを一度受験すると、どの部分を重点的に勉強する必要があるのか把握しやすいと思います。TOEFLもIELTSもSpeakingのテストがありますので、英会話を習い始められるのは良いと思います。

      NCLEX-RNに合格後の就職については、Yuriさんが何ビザで渡米されるかということに大きく左右されると思います。旦那さまの配偶者としてビザを取得して渡米される場合は、そのビザでYuriさんが就労可能であるかを事前に確認しておくとよいかと思います。

      NCLEX-RNのための日本の仲介会社の現状については把握しておりません。数年前の私自身の経験からですが、就労ビザや就職サポートを売りにしている業者には慎重になった方がよいと思いますが、KAPLANのように純粋にNCLEXの試験準備を提供している業者については確認してみてもよいかもしれません。

  6. こんにちわ。
    私は、19年目になる看護師です。
    もう、ずいぶん前から、NCLEX,CGFNSについては考えていましたが、母校が非協力的で、進みません。一つ質問ですが、CGFNSは州によってCES,CP,VS,CVSと受けなくれはいけない内容が変わりますが、試験を受けると、コメント等にありますが、CPのことでしょうか?
    私は、オレゴンで取りたいと思っていますが、ボードを見ても、CESだけで良いようなことが書かれています。CGFNSには、 CES, CP or VS とあります、いったいどういうことやら?情報お願いします。

    • コメントありがとうございます。新規投稿として回答させていただきました。

  7. はじめまして
    私は日本の看護学校を卒業後、病棟で4年程勤務し、その後日本で出会ったアメリカ人の夫と結婚、現在アメリカの中西部に住んでるものです。
    今2歳の息子がおり、日々あわただしい生活を送っているのですが、またアメリカでもナースになりたいという気持ちが湧いてきていろいろ調べているところです。
    私が熊倉さんにお聞きしたいのは、熊倉さんは独学でいくつかの資格をパスされたとのことですが、どのような勉強方法でやってこられたのかをお聞きしたいです。
    勤務しながらということでとてもお忙しかったと思うのですが、何か良い方法やテキストなどがあれば教えていただきたいです。
    私は夫が日本語を話せるということもあり、アメリカには約3年ほど住んでるのですが、正直英語にはあまり自信がありません。まずはそこからだと言うことは重々承知です。
    ちなみに熊倉さんはテストをどこの国で受験しましたか?
    テストを受ける前や後にアメリカで学校みたいなところに通われましたか?
    すみません質問ばかりで。
    お返事お待ちしております。

    • れいさん、コメントありがとうございます。先日投稿しました ”米国看護師として働く準備(回答編2)” で勉強方法について書いてあります。少し参考になるかと思うので読んでみてください。より具体的な質問があればまたコメント頂ければと思います。

      受験した国については、CGFNSとNCLEXともに東京で受験しました。CGFNSとNCLEXをパスしてからSSNがないためにRNライセンスの登録が3年近くできなかったこと、そしてアメリカで働くための就労ビザをとる目的もあり、アメリカで1年ほど学校に通いました。現役RNの講義や、世界各国から同じような境遇で在籍していた生徒とともに勉強できたことは、後々外国人看護師として働く上でとても励みになりました。

      • お返事ありがとうございます。
        さっそく読まさせていただき、とても励みになりました。
        できることからこつこつやっていきたいと思います。
        また何かありましたら質問させて下さい!

  8. はじめてお便りを出させていただきます。実は娘のことでいろいろネット上で検索しているうちに熊谷さんの記事に遭遇しました。娘は日本の高校を卒業後、カリフォルニアで大学卒業、NYで大学院卒業後、NYの病院に勤務しました。その後、看護師の資格を取りたいとのことで学校に通い、2月に国家試験を受けるとのことです。学校に通うため仕事を辞め、夜にバイトをしながら暮らしています。その娘から免許の試験料がとても高いとの連絡がありました。日本円で約25万円。びっくりしてしまいました。これは州ごとに違うのでしょうか。お教えいただければと思っております。娘は大学・大学院と犯罪心理学を専攻し、運よく病院勤務ができましたが、やはり看護師の資格を持っていなければダメだと思ったようです。日本の場合、試験料は高くても数万だと思うのですが。勝手な内容で申し訳ありませんが、ぜひお教えいただきたく、よろしくお願いいたします。

    • Mizuhoさま、コメントありがとうございます。娘さんは現在アメリカの看護学校に通われており2月にRNになるための試験NCLEX-RNを受験するという理解で回答させていただきます。アメリカで看護師 Registered NurseになるためにはNCLEX-RNという試験を受ける必要があります。NCLEX-RNの試験料は全米どの州でも一律です。(https://www.ncsbn.org/1203.htm) NCLEX-RN試験合格後、受験前に選択した州への看護師免許登録が必要です。この登録料は各州で設定しています。NY州の場合は現在$143のようです。(http://www.op.nysed.gov/prof/nurse/NursingApplicationPacket.pdf
      そのほか各証明書発行費用など諸費用。これらを合計していただければNCLEX-RNそのものにかかる費用は算出頂けると思います。このほかに、私のように外国で看護教育を受けている場合は別途の審査料 (CGFNSによる) がかかってきます。

  9. はじめまして。現在4年制大学の看護学科3年のものです。
    私は、将来アメリカで看護師として働きたいと考えています。最近になって、やっとそれについての情報を集めようと思ったのですが、なかなか情報が集まりません。

    海外で、看護師として働かれている方のほとんどが、日本で数年の勤務経験がある方であるようですが、やはり、病棟での勤務経験が数年なければ不可能なのでしょうか?

    浅はかな意見で大変申し訳ないのですが、私の思い描く今後の予定としては、看護師免許獲得後、卒業とともに、病棟勤務ではなく、アメリカでの免許を取るために行動したいと考えています。これは可能でありますか?それとも、やはり数年の勤務後のほうが望ましいですか?また、それが可能であれば、どのような行動をとればよいですか?
    自分勝手で稚拙な文章で申し訳ありませんが、お教えいただきたくお願い申し上げます。よろしくお願いいたします。

    • コメントありがとうございます。(回答編3)として回答させていただきました。よろしくお願い致します。

  10. はじめてまして。私はカリフォルニアのRN免許を持っていて、今回テキサス州の免許を申請中のものです。TX BON で自分のステータスを確認した所、必要書類の中に Verification of licensure- Japan と書かれていました。TX BON に確認した所、We do not need the CES (Credential Evaluation Service) but if you held a nursing license in Japan, we will need verification of licensure. という返事でした。これは英文の日本の看護師免許を TX BONに送るということだと解釈したのですが、いまいち自信がありません。もし、熊倉さん自身、他州での免許取得について何かご存知の点がありましたら、教えていただけると幸いです。お忙しい所お手数をおかけしますが、よろしくお願いします。

    • Shokoさん、コメントありがとうございます。私も今まで3州でendorsementの手続きをしてきましたが、州によって必要書類も異なるのでとても面倒ですよね。

      テキサス州のBoard of Nursingのホームページ https://www.bon.texas.gov/olv/endorsement.htmlFor Internationally licensed nurses の項目を読んでみました。

      If you currently have or have ever held a nursing license, or been granted authority to practice nursing from a country other than the United States, you must request a verification of licensure from that state, country, province, or territory. Verification must come directly from the licensing authority. We will also accept a license verification contained in a Credential Evaluation Service (CES) Full Education course-by-course report from the Commission on Graduates of Foreign Nursing Schools (CGFNS), the Educational Records Evaluation Service, Inc (ERES), or the International Education Research Foundation, Inc (IERF). The verification of license must be contained in the CES and must have been validated within one year of the date the application for endorsement is filed with the Texas Board of Nursing. You may access this service by going to one of the following websites: http://www.cgfns.org, http://www.eres.com, or http://www.ierf.org.
      Note: A copy of the nursing license is not considered to be an official verification

      Shokoさんが解釈された通り、CESでなく、日本の看護師免許の登録証明のみでもよいということです。最後のNote: の一行にあるように、コピーを送るのではなく、日本の場合は厚生労働省に看護師免許籍登録証明を依頼する必要があります。証明書は厚生労働省から直接TX BONに送付してもらう必要があります。厚生労働省の以下リンクの『書面による手続に関する情報申込書』(青字リスト)からダウンロードできます。http://shinsei.e-gov.go.jp/search/servlet/Procedure?CLASSNAME=GTAMSTDETAIL&id=4950000020178&fromGTAMSTLIST=true&SYORIMODE

      • 返信遅れてごめんなさい。早々の返信ありがとうございました。厚生労働省の「書面による手続きに関する情報申込書」をチェックした所、「提出先医療機関等へ直接の郵送を希望される場合は、返送用封筒の宛先を当該機関 とし、必要額の日本の切手を貼付してください。」とあったので、日本の切手を添付したTX BONを宛先とした封筒を、厚労省へ申請の際、同封すればいいのかと思うのですが、海外送付が可能かどうかの確認の電話をします。私は、カリフォルニア州の免許の時、エージェンシーにお世話になったため、書類申請時の流れがほとんどわかりません。今回、熊倉さんのようにお忙しいにも関わらず、このような内容にも返信してくださった事、心より感謝いたします。ありがとうございました。

        • Shokoさん、お役に立ててよかったです。厚生労働省は海外送付もしてくれます。免許のendorsementも州ごとに必要条件が異なるので毎回とても面倒ですね。働いている州は違いますが今後ともよろしくお願い致します。

          • 返信ありがとうございます。こちらこそ、今後ともよろしくお願いいたします。

  11. 熊倉さん今日は、初めまして。日本の大学の心理学部を卒業したあと、アメリカの大学で看護学を学ぶ事を志し、今年9月からUNRに編入することになりました。
    よくご存知の通り看護学部はとてもとても競争率が高く、pre-requisie courseを高い成績で卒業してもwaiting list待ちという現状だそうです。
    私はこれまで文系の勉強しかしてこなかったので、東京にあるインターナショナルカレッジに1年通いalgebra, biologyなどの理系の基礎科目を取り、それらの単位は移行されます。

    しかし、、、一番の懸念が、、、pre-requisite courseを修了してapplyし、failしてしまったら、、、もちろんそんなこと覚悟で臨まなければいけないのですが、23歳という年齢が、大きなリスクを冒すことにストップをかけてしまっています。
    RNではなくLPNなどについても調べているのですが、看護学の知識の無い者がアメリカでLPNになることは可能なのでしょうか?調べたところ、RNよりも短い時間で修了できると知りました。ご存知の事あればアドバイス下さい。宜しくお願いします。

    • harunaさん、コメントありがとうございます。新規投稿記事、「米国看護師として働く準備(回答編4)」として回答させていただきました。宜しくお願い致します。

  12. はじめまして。私はいま一年間看護学生をお休みしてアメリカで語学留学をしています。将来はアメリカで看護師になりたいと考えどんな方法があるのか探していたところ、ここに辿り着きました。わかりやすくとても参考になりました。ありがとうございました。

  13. はじめまして。主人の仕事の関係で現在イリノイ州に住んでいます(約2年)。
    もともと今年か来年頭には日本に帰国する予定でしたが、色々考えこのままアメリカで夫婦二人三脚で歩んでいこうという方向で現在話をすすめています。私は日本の総合病院で丸7年看護師として働いていました。日本に帰国したら復職する予定でいたので、アメリカに住む間は少し休暇をもらった気持ちで過ごそう、という気持ちでこの2年過ごしてきました。1年半ほどESLに通い現在も英語を勉強し続けていますが、まだまだ知らない単語もいっぱい・会話もままならない状態で自分の英語力の伸びなさに一喜一憂状態です。
    こんな状態の私ですが、ここで腰を据えて暮らしていくために自分にできる仕事は何か…と真剣に考えた末、やはり看護師という仕事が好きでここでも可能性があるなら挑戦してみたい!と強く思うようになりました。ひとまず何からしなければいけないのか、毎日ネットを使って色々調べてはいるのですが今一つ理解できない状況です。
    私の住んでいるイリノイ州のRNになるために必要な条件として(以下英文を載せます)
    Proof of education equivalency in the form of one of the following is required:
    ・Credentian Evaluation Service Report and Proof of Passage of either TOEFL or IELTS ; OR
    ・VisaScreen Certificate (original), OR
    ・CGFNS Certificate (original)
    とまず書かれています。これはすなわち上記3つの中からどれか一つかだけ必要ということでしょうか?VisaScreenも一体何のことなのか調べてみても今一つ「?」といった感じでして…。熊倉さんはGCFNSとNCLEXに合格した後に語学試験に合格された、と書かれていますが、TOEFLやIELTSは必ず証明として必要になってくるのでしょうか?
    長々と書いてしまい申し訳ありませんが、少しでもお力添えをいただけるとありがたいです。熊倉さんの記事を読んでいるとすごく勇気がもらえます。可能か不可能か分かりませんが、自分にできること、精一杯やっていきたいと改めて感じました。

    • Mikiさん、コメントありがとうございます。英語は必要に迫られて使えば使うほど上達するものなのだと日々思っていますのでお互いがんばりましょう!日本で7年もの看護師経験があれば就職する際に強みになります。さて、リストにある3つのオプションについてですが、この中から一つ選び提出するとい理解でよいと思います。

      最初に、外国人がアメリカで看護師として働くために必要となってくる証明の主なものを挙げます。

      A. Secondary School Informationー日本で卒業した高等学校の卒業証明(10年以上前に卒業の場合免除)
      B. License/Registration Diploma Informationー厚労省からの看護師免許の籍登録証明
      C. Professional Education Informationー日本の看護学校卒業証明(履修科目および取得単位数の詳細)
      これに加え
      もちろん
      D. NCLEX
      E. 英語力 (TOEFLまたはIELTS) 証明

      以下、それぞれリストにある書類や証明書の名称を知らないと、全く何のことかわからないと思いますので、私の知る限りでのそれぞれの特徴をご説明いたします。

      PROOF OF EDUCATION EQUIVALENCY IN THE FORM OF ONE OF THE FOLLOWING IS REQUIRED:

      1. Credential Evaluation Service (CES) Report and Proof of Passage of either TOEFL or IELTS; OR,

      CES Reportとは、第三機関(CGFNSまたはEducation Records Evaluation Service, Inc.*日本人はほとんどCGFNSを利用していると思います。)が発行した上記A. B. C. の証明書類です。NCLEXを受験するために必要な基礎教育がアメリカが設けている基準に見合っているかということを審査する目的の書類です。まず右記のリンクで申し込みし必要書類を準備する必要があります。http://www.cgfns.org/services/ces-professional-report/ この書類に加え、上記E. が必要ということになります。

      2. VisaScreen Certificate (VSC) (original), OR,

      The VisaScreen®http://www.cgfns.org/services/visascreen/: Visa Credentials Assessment Service is a screening program that requires specific health care professionals to complete a screening program before they can receive either a permanent or temporary occupational visa, including Trade NAFTA status:
      とあります。看護師としての職業を通しvisaを取得する場合にその前提として必要となる審査となっています。Mikiさんのvisa statusによります。一例として、まれなケースかもしれませんが、私がOPT(学生ビザに付随する修了許可)期間中に就業した病院では、就職の際に全ての外国人看護師にVSC書類を要求するとい決まりになっていました。VSCは、CES reportとほぼ同等の証明、英語力の証明に加えNCLEXまたはCGFNSをパスしている証明が必要になります。

      3. CGFNS Certificate (original)

      CGFNS Certificate http://www.cgfns.org/services/certification-program/#step2は、上記のA. B. Eに加え看護師能力試験が必要です。

      私の場合は、3. を取得し、CA州のNCLEXを受験、その後、将来の就職に必要と思い、2. を取得。そして、PA州に免許を移す際に1. が必要となり取得。どれも証明内容が少しずつ重複していますので、いまのMikiさんのimmigration statusや今後の展望を考慮し決められるのがよいと思います。

  14. 初めまして、hanaと申します。熊倉さまのブログとても親切に書かれていてとても勉強になります。
    アメリカ人夫と結婚していて 現在CA在住で日本の看護師免許はあります。
    このたび RN目指すべく 日本からの書類集めをはじめたところなんですが二つ質問させていただきたくお願いします。
    看護師免許証ならびに看護学校からの成績表をboard of registered nursing まで英文にて郵送してくれるところまでは調べて分かったのですが 日本の免許証や成績表を自分用にも取り寄せたほうがよいものですが? 心配性なので日本から郵送されるときに紛失したり?といったこともあるのでしょうか?またほかの理由で自分でも持っておいたほうがよいものでしょうか。

    二つ目は私はまだ渡米して一年経っておらず 日本での看護師経験は10年弱あるものの その後ほかの海外にいたりで ブランクもありますし 英語力と看護の知識の不足からすぐにNCLEXをうける自信もないのでまず英語の勉強からと思い 秋からコミュカレのESLに行く予定です。
    ここで質問なんですが 私の場合 日本からの書類集め並びに郵送だけ先に済ませ あとから英語とNCLEXの勉強準備ができてから〔自分の中では1年から数年後くらい?〕NCLEXを受けたいと思っているのですが 書類集めとNCLEXの受ける時期がずれたりしても大丈夫なものなのでしょうか。

    質問ばかりで申し訳ありませんがよろしくお願いします。

    • hanaさん、コメントありがとうございます。

      最初に、日本の看護師免許証や成績表を取り寄せたほうがよいかについておこたえします。CA州でNCLEXのregistrationをする場合、http://www.rn.ca.gov/pdfs/applicants/exam-app.pdf の2ページ目に、看護師免許のコピーを提出するとあります。コピーと書いてはありますが、実際には英訳をする必要があります。簡単な方法としては、厚生労働省に英文の看護師籍登録証の発行依頼をし、厚労省から直接CA州のBON (Board of Nursing)に発送してもらうという方法があります。厚労省に籍登録を依頼する際に看護師免許のコピーを提出する必要があるので、原本でなくてもコピーを手元に置いておくのはよいと思います。また、成績表については、自分でCA州の要求する単位を満たしているか把握するために手元に置いておくのがよいと思います。看護師免許証と同様に原本である必要はないと思います。

      つぎに、NCLEX registrationとNCLEX受験勉強のタイミングですが、NCLEX受験のためのregistrationの最初の書類をBONへ発送後、365日以内に全ての書類提出を完了する必要があります(http://www.rn.ca.gov/pdfs/applicants/exam-app.pdf の3ページ目Please noteのところに書いてあります)。そして、BONからNCLEX受験がeligibeと許可されるとATT https://www.ncsbn.org/1212.htm 届きます。そこで初めてNCLEXの受験日を自分で選択します。上記リンクの説明にあるように、ATT を取得してから、NCLEX受験しなくてはいけない期日は州により異なるが60日から365日、平均90日とあります。つまり、最初の書類をBONに送ってから受験日を延長しようと思えば365+60日程度は最低でも伸ばせるということになります。州の要求する履修科目や単位数はBONに提出してみて不足単位が明らかになることもあるので、Transcriptは早い段階でBONへ送り審査をしてもらうのがよいと思います。

      私個人の見解ですが、NCLEX受験に必要な英語力はESLで習うような一般的な英語力とはかなりかけ離れています。NCLEX受験勉強は、問題文と選択肢さえ理解できる英語力があれば(問題文は長くなくパターンが決まっています。選択肢を理解するのも、英語読解力というよりは専門用語力が必要です。)あとはいかに医学・看護の専門用語を覚えるかというところが鍵になると思います。解答力には、日本の臨床及び看護学校で学んだ知識、体験をフル活用するという感じです。勉強のスピードは人それぞれです。hanakoさんが、NCLEXの問題集を開き実際に問題文を読み、率直に感じたところで時間的なゴールを設定してみてはいかがでしょうか。ESLで習うような英語力はアメリカで暮らしていれば日々の生活の中でも伸ばしていくことができると思いますのでNCLEX受験勉強と並行して進めていけばよいと思います。

      BONへのregistration後、NCLEX受験までに関する情報については https://www.ncsbn.org/nclex-application-and-registration.htm を参考にしてください。

  15. 熊倉さん、 早速のご丁寧なアドバイス本当にありがとうございます。
    実は明日から日本に一時帰国でして 日本滞在中に集められる書類を集めてしまおうと思っています。

    熊倉さんのお話を伺って まず英語を勉強してから NCLEXと自分の中で思っていたので
    ありがたいお話が聞けてよかったです。もちろん自分の英語力にはまだまだなのでESLもやりつつ 同時にNCLEXの勉強や医療単語の勉強もしていこうと思いました。

    年齢も今年で40になるのでちょっと焦っていますががんばりたいと思います。
    これからも熊倉さんのブログを励みに楽しみにしています。
    お体に気をつけてお仕事頑張ってください。私もいつか よいご報告が出来る様に頑張ります。 

  16. 熊倉さん たびたびの質問で申し訳ないです。

    今日本に帰ってきていて看護学校と厚生労働省からの書類集めをしています。
    BOAに出す書類で Certified English Translation という書類も提出しましたか?
    この書類にサインしてもらえるか卒業した看護学校に問い合わせてみると プロの翻訳としてはサインできない あくまでも証明する人という形になるということでした。
    卒業証明 成績証明をプロの翻訳に頼む必要があるのか(既に学校のほうで英文で卒業証明 成績証明 成績証明依頼を書いてくれる アンド 翻訳に頼むと一度封を開けることになってしまいますよね?BOAのホームページをみると直接日本の学校から送るようにということなのでこの書類が果たしているものなのかで困惑しております。アドバイスいただけたら幸いです。

    • はな子さん、Certified English Translation というフォームは、看護学校が英訳翻訳書類を発行できない場合に、はな子さんが外部翻訳業者などに依頼し翻訳された看護学校発行の書類をBON (Board of Nursing) に提出しなくてはならない場合に必要となるフォームだと思います。看護学校が発行した英文書類であればCertified English Translation のフォームは不要です。はな子さんのおっしゃる通り、書類は日本の看護学校から直接BONへ送らなくればなりません。郵送する際には、配達状況が確認できるように追跡番号つきのものをおすすめ致します。ちなみに、 http://www.rn.ca.gov/pdfs/applicants/exam-app.pdf 17頁にBREAKDOWN OF EDUCATIONAL PROGRAM FOR INTERNATIONAL NURSING PROGRAMS のフォームも看護学校に記入してもらう必要があるのでお忘れなく。

  17. 熊倉さん とても助かりました!!
    熊倉さんのお返事を待たずに(せっかちな性格、、、!涙) 昨日二つの看護学校(准看と正看)郵送したので月曜日に連絡し トランスレイターのフオームは必要ないことを連絡します) それと追跡できるシステムがあるとは知りませんでした。普通の封筒でお願いしてしまったので(EMSでなくて普通便で)これももう一度封筒をそのようにし 送っていただこうと思います。

    はい!breakdown of educational program のフオームも入れました!リマインドありがとうございます。

    本当に本当にありがとうございます!なんとお礼を申し上げたらよいか分かりません。
    感謝しています。

    hanako

    • どういたしまして。お役に立てて何よりです!

  18. 初めまして、ゆきです、急なコメント失礼します。
    日本とアメリカ、どちらでも看護師の経験がある熊倉さんにお聞きしたいです。

    自分は今カリフォルニアの4年制大学に通っており、卒業してから更に進学してこちらでABSN又はEntry-level MSNを通してRNを取得したいと考えております。
    RNライセンスを取得できればアメリカで働けるようになりますが、日本に帰りたいという気持ちもあります。試しに日本で仕事をしてみたい、と思っておりますが、周りの人には、「日本での看護師は収入も社会ステータスもアメリカの看護師に比べて低く、待遇も良くなく、仕事も大変だから、日本に帰らないほうが良い」と言われます。

    看護師の、仕事環境、仕事内容/シフト、人間関係、生活など、日本とアメリカではどのように違うか、熊倉さんの感じたことを教えてもらえないでしょうか。時間がある際に返事を頂けたらと思います。

  19. はじめまして!

    広島に住む看護師25歳です!
    来年3年の臨床経験を終え退職し、看護師の国試をとるためNYに留学したいと思っています!

    GENY Global Education NYやNCLEXに興味があり、現在日本語対応のスタッフがいること、その学校のからの就職率をなどをみて、NYとロスどちらに留学するか色々考えたいと思っています!

    ご意見を聞かせていただければと!
    メールアドレスにお返事お待ちしています!

  20. こんにちは。私は恥ずかしながら、日本で中卒で、今はアメリカに住んでいるものです。
    先にGEDを取得し、その後RNの資格を取って、ナースとして働きたいのですが、難しいでしょうか…もしCNAやLPNの資格を先に取っておけば、後からRNの資格を取る時に有利になりますか。。?

  21. 現在、ニューヨーク州でRN取得を考えています。結婚予定の彼はカリフォルニア出身なので、いずれはカリフォルニアで働きたく思っています。ニューヨークからカリフォルニアに資格を移す際には、どのような手続きを踏む必要がありますか?再度NCLXを受験する必要があるのでしょうか?また、NCLX受験は回数制限があるのでしょうか。よろしくお願いいたします。

    • ご質問ありがとうございます。

      RNのライセンスを他州に移す際の手続き方法は、ライセンスを移す先の各州のBoard of Nursingのウェブサイトに掲載してあります。ニューヨーク州からカリフォルニア州に移すということですので カリフォルニア州のBoard of Nursing のウェブサイト http://www.rn.ca.gov/applicants/lic-end.shtml を確認することになります。手続き方法、提出書類などは随時変更される可能性があるためご自身でウェブサイトを確認されることをお勧めいたします。ライセンスを他州に移す際、NCLEXを再度受験する必要はありません。

      NCLEXの再受験ポリシーについては https://www.ncsbn.org/after-the-exam.htm https://www.ncsbn.org/1224.htm で確認できます。

      • 熊倉さん
        先日は回答ありがとうございます。とても助かりました。アメリカへ発つ日が近づき、緊張と楽しみな気持ちが入り混じっています。このブログで、熊倉さんの勉強方法を参考にしながら、勉強しているところです。先日、カリフォルニアのBoard of Nursingを見ておりましたら、以下の内容が載っていました。つまり、NCLEX受験申請にあたりTOEFLを受験し、ある程度のスコアがなければ受験資格はないとのことなのでしょうか。TOEFL等の英語試験の勉強はNCLEX後にと考えていましたので、かなり焦っています。また、どの程度のスコアが必要と思われますか?もしよければ、お力添えをお願いします。
        TEST OF ENGLISH AS A FOREIGN LANGUAGE (TOEFL)
        Proof of passage of an English comprehension examination if you are from a non-English speaking country or did not take your country’s licensing examination in English. Passage of the Test of English as a Foreign Language (TOEFL) is acceptable. It is suggested that if you decide to take the TOEFL, you should apply as soon as possible as it takes several months from the time of filing until your TOEFL results are received.

  22. 熊倉さん、はじめまして。4年前に日本での看護師を辞め、アメリカのカリフォルニアへ留学で渡米、結婚をし(グリーンカードはまだ取得出来ていないのですが、SSNは取得しました)、今は通学中のコミュカレのRNもしくはLVNコースへの進学を目標にしています。ただ、Pre-requiredコースの修了に時間がかかってしまい、さらには大多数のコース進学希望者の中から抽選で受からなければコースに入れないため、他の州でのNCLEX受験を考えています。
    カリフォルニアでのNCLEX受験も考えたのですが、中国の4年制看護大学を卒業した友だちが「看護学校在学中の全てのセメスターで臨床実習を行っていなければ、受験は出来ません」と却下されたのを聞き、及び腰になっています。
    もしよろしければ、いろいろとお聞きしたいことなどがあるのですが、こちらの板でお聞きしても宜しいでしょうか。それとも、個人的にメールアドレスやFacebookなどを通じて、お聞きしても宜しいのでしょうか。

  23. こんにちは。初めまして。
    彼が米国にいまして先々米国に行くよていです。准看護師を18年 看護師になって5年クリニック勤務が長く 病院勤務が8年ぐらいで外来勤務ばかりです。現在はクリニックで勤務してますが米国で勤務したいと思っても通用するのでしょうか?英語も全くできないので それから勉強をはじめるので まだまだ先になりますが 自分の年齢であったり、米国での仕事事情 資格だったり 何をどこからはじめて情報をどこから得たらいいのか? クリニックではなく病院きんむしてた方がいいのか わからなくて 気持ちだけ焦ってます。アドバイスをいただけたら幸いです。

  24. こんにちは。

    CAに5年近く住んで、1ヶ月前にアメリカ人と結婚しました。日本に子どもがいるのでこの5年間はCAと日本を行ったり来たりしながらESLとカレッジに通ってきました。日本では准看の資格で15年以上働いています。

    これからこちらで長く暮らす為に資格がほしいと思っていて、とりあえず准看護師の試験を受けるのが早いのではないかと思っています。自己学習できればそれに越したことはないとも。。。RNの資格を自己学習で得る方が居らっしゃるのなら、LVNも可能かと思っているのですが、
    必要なことは、hana さんへの返信に書かれていることのかどうかご存じですか?
    英語は5年間勉強した分成長していますが、まだまだ複雑な書類を読み解くのは大変なのでお尋ねしました。

    ありがとうございます。
    Mamo

  25. はじめまして、米国に滞在しております者です。今アメリカのナーシングホーム事情について調べております。そこで伺いたいのですが、certified nursing assistants (CNAs) registered nurses (RNs) , licensed nurses assistants 、の違いを教えていただきたいのです。一言でナーシングホームといっても米国では日本でいっている老人ホームだけではないのでそれらの違いなどについて調べているところです。ご返答をいただけましたら幸いです。
    よろしくお願い致します。

  26. 初めまして千春と申します。
    私自身国家試験浪人中で海外で働くなんてまだまだですがいつかはアメリカで働いてみたいという気持ちが強くあります。
    英語の勉強は主にどのような方法でしたのでしょうか?具体的な使用した教材や通った教室等あれば教えて欲しいです。

    後、話は変わってしまいますが看護診断はアメリカでは現在使っていないというのは本当でしょうか?
    また日本の看護はアメリカに比べ20年遅れていると聞き熊倉さん自身そう感じることはありますでしょうか?

    上記二つの質問内容は噂で聞いたものなので不確実ですがそれを聞き毎日勉強しながらも何か虚無感みたいなものを感じてしまいました。
    日本の看護でも誇れるものがあると考えていたので余計空しくなってしまい…

    全然関係ない相談事質問をしてしまい申し訳ありません。
    答えて頂ければ嬉しいです、長文失礼しました。

  27. こんにちは。私は2014年10月にNCLEXに合格し、ニューヨーク州でRNを取得しました。しかし、諸事情により12月に帰国し、現在は日本の病院で働いています。現在気になっているのは、免許の更新のことです。RN取得時の英語力がピークだったのですがその時点でも不安定でギリギリの状態。よく試験に合格したなと思うくらいだったため、帰国後一切英語に触れてい自分が調べるのにも限界があります。3年セルフスタディで取った資格です。更新手続きをしないことで、免許が失効となってしまったら悔やんでも悔やみきれません。。。3年毎の更新だったと思います。現在日本にいて、アメリカで働く予定がなくても、更新が必要、と理解しています。試験や必要な書類などどういうものがあるのでしょうか?また問い合わせ先はどこなのでしょうか?お恥ずかしい質問ですが、信頼できる日本語サイトも見つけられず困っていました。
    よろしくお願いいたします。

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