PA(physician assistant, 手術の助手してくれる)のティムは若手サージャンみたいにガツガツしてます。
術後にアイソレーションが必要な患者さんがいてオペナースが皆にガウンを着るよう言ってたのですが、何やらティムが反論していました。ティム的にはこの患者の状態でこんなガウン着る必要はないと。自分の知識と病院のルールとの違いにぶつかり、納得がいかずふざけた感じでガウンを適当に着るティム。若手サージャンぽいなと思いました。笑っているとお前もちゃんと紐しめて着ろとナースから怒られました。
病棟でエクモを入れたあとに今度は病棟の看護師と言い争うティムを見かけました。どうやら手技中にアイガードをつけてなかったことについてナースが怒ってるみたいで、ティムは緊急の時にわざわざつけるのか、みたいな論争でした。若手サージャンぽいなと思いました。僕はまぁまぁそう皆さん怒らずにと笑って言ったらナースに、お前の顔に血液がかかったことが問題になったから言ってんだ、と真剣に怒られました。僕もまだまだ若手サージャンぽいです。
写真は心臓外科一年目の夏にとられた若手サージャンぽい風景。あの頃は全てが光り輝いてみえた。
北原 大翔先生への質問はこちらまで↓
メール:kitaharahiroto@yahoo.com
若手心臓外科医の会 (http://jaycs.jp)で留学ブログを担当。
m3.com(https://www.m3.com)、MediGate(https://www.medi-gate.jp)
でコラムを掲載。