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2011年を振り返る。普段はあまりしない取り組みなので、不慣れな部分もあろうかと思うが、ご容赦いただきたい。
一月 - あまり覚えていない。
二月 - American College of Preventive Medicineに参加。人生初の学会。サンディエゴを楽しむ。
三月 - USMLE Step 3を受ける。直前一週間の詰め込みで乗り切る。東京大学ニューヨーク銀杏会総会の実行委員を務める。参加者約200人の大成功を収める。ジョンズホプキンス大学でPreventive Medicine ResidencyのElective Rotation開始前日に、震災発生。妻と息子が東京着陸直前の飛行機内にいたため、焦る。機体は名古屋空港へ着陸することになるも、二人は無事。何もできず、焦りばかりが募る週末を過ごす。ジョンズホプキンスの日本人が集まり、震災復興支援活動が始まる。それに参加し、シンポジウムの開催、ウェブサイトの作成などを手伝う。
四月 - 米国内科学会に参加する。人生初のポスタープレゼンテーション。
五月 - 他二学会に参加。学会の味をしめる。米国日本人医師会のパーティーに参加し、奨学金をいただく。ベスイスラエルで震災復興支援イベントを開催する。
六月 - 友人の結婚式。アメリカで初めて結婚式に参加。食べ物と踊りが多くて驚く。ベス同期が諸事情により日本に帰国し、哀しむ。
七月 - 内科研修も三年目。GREを受験してみるも、芳しくない結果に落ち込む。英語が嫌いになる。FC Japanというニューヨークの日本人サッカーチームに初参加。動けなさに絶望。足を痛める。
八月 - 別のサッカーサークルに参加。練習場の地面がコンクリなのにスニーカーで参加してしまい、両親趾の爪が剥がれるという大怪我を負う。
九月 - 29歳になる。三十路までもう一年。TOEFLを受け、少し自信を取り戻す。仕事で英語使っているのだから、点数が良くて当たり前だと気づく。もう一人のベス同期が一足先に次のステップへ羽ばたいていき、さらに哀しむ。
十月 - In Service Exam(全ての内科研修医が受けるテスト、全国統一模試みたいなもの)を受ける。受験戦争で培われたテストテイカ―の意地を見せつける。あめいろぐが満を持して公開される。
十一月 - 次男が生まれる。髪の毛の多さに驚く。病院で取り組んでいるプロジェクトが順調に進み、ほくそえむ。
十二月 - あめいろぐがテレビジャパンで取り上げられる。ニューヨークに来て(多分)初めて風邪を引く。三連休をフルに活用し、三日寝込む。クリスマスに家族で美味しいステーキを食べる。
今年も盛りだくさんの一年だった。振り返るとあっという間のような気がするが、ずいぶん昔のようにも感じる。日本では震災の爪痕がまだ深く長く残っているし、今後も残り続けるだろうけれど、僕は僕で自分にできることをこれからも続けていきたい。
2012年、今年もよろしくおねがいします!
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