むかしむかし羽田空港の管制官だった頃、夜勤は遅番と早番があってその前後に必ず少し仮眠が取れる仕組みになっていました。早番なら朝の3時に遅番の管制官と交代し、朝のパイロットトレーニング審査飛行が朝6時に始まるまで仮眠できる […] » 続きを読む

むかしむかし羽田空港の管制官だった頃、夜勤は遅番と早番があってその前後に必ず少し仮眠が取れる仕組みになっていました。早番なら朝の3時に遅番の管制官と交代し、朝のパイロットトレーニング審査飛行が朝6時に始まるまで仮眠できるという具合です。東京エアポートというドラマを少しネットで見ましたが、今は女性管制官が半分くらい活躍しているんですねぇ。ドラマと現実は違うけど、私はまさしく先駆者だった、という感慨深い思いがありますねぇ。
そのむかしに比べて今現在、私は24時間救急救命の世界に入ってまったく仮眠のできない夜勤を続けています。当然のことながら仮眠用のベッドはドクターのラウンジにはありますが誰も使わないのでベッドのシーツはしわ一つ寄っていません。
そこでこんな名案が浮かびました。
そうそう、仮眠室を住みかにするのはどうかしらん? どうせ誰も寝ないんだし、シャワーもついているし、タオルは白いのがいくらでも手に入る。ドクターなら三度の食事は病院のカフェテリアで無料。ラウンジのコンピューター使い放題、コピーペーパーただ。ファックスただ。電話もね。これはまさしく名案!!
「ドクターM、朝の6時で上がりじゃなかったの?」
同僚にそう聞かれてこう答えます。
「うん、もう少しで携帯の充電終わるからそれまで待っているの。電気代節約しなくっちゃ。ついでにもうちょいでカフェテリアも開くし、ただの朝食食べてから寝るわね~。」
デートしたくなったら非番の看護師さんと。行き先は? 当然カフェテリア!!だって無料だもん。
究極のアメリカ救急医節約法かな。
むかしむかし羽田空港の管制官だった頃、夜勤は遅番と早番があってその前後に必ず少し仮眠が取れる仕組みになっていました。早番なら朝の3時に遅番の管制官と交代し、朝のパイロットトレーニング審査飛行が朝6時に始まるまで仮眠できる […] » 続きを読む
先日、毎年この時期に行われるAHA(アメリカ心臓学会)主催のNew York City Go Red For Women Luncheonに参加してきました。最近はアメリカでもすっかり定着してきたAHAのGo Red F […] » 続きを読む
「将来、大きくなったなら何になる?」というのは、こどもの頃に尋ねられるよくある質問ですが、みなさんのお子さんは、どうお答えになりますか。私が保育所の頃に描いたアルバムの表紙には、虫眼鏡をもった探偵の絵があります。当時の私 […] » 続きを読む
私は昨夏ロサンゼルスに移り、念願の腎臓内科専門研修(フェローシップ)を開始して、早くも半年が経ちました。自分が本当にやりたかったことが毎日できるということは、幸せなことなんだな、と実感しています。どんなに頻回に緊急透析で […] » 続きを読む
長年活動を休止していた音楽活動ですが、先日ついにピアニストとして再デビュー。 舞台のスポットライトを浴びることになりました。とは言え、息子のチェロのピアノ伴奏をしただけのことですが、BACHのDREI SONATENを […] » 続きを読む
巷では、ゴーストライターというドラマが話題になっていますね。 遠野りさという有名な小説家が小説を書けなくなって、文壇の女王の座を守るためにアシスタントの女の子に遠野りさの名前で小説を書いてもらうというお話。作家とゴースト […] » 続きを読む
内科レジデントの入院管理トレーニングにおいてモーニングレポート(Morning report)は大きな役割を果たしています。 ●モーニングレポートの参加者 月曜、水曜、木曜:医学生、2年目もしくは3年目の上級レジデント( […] » 続きを読む
*注)この記事はNAS; Next Accreditation Systemについてのお話であり、Network Attached Storageについてではありません。 チーフレジデントの仕事のひとつに、レジデントを評 […] » 続きを読む
毎日忙しく過ごしていると時の経つのがあっという間で、本当に久しぶりの投稿となりました。今年は定期的に投稿したいと思っていますので、よろしくお願いします。 先週末は緊急カテのオンコールだったのですが、患者さんが急性心筋梗塞 […] » 続きを読む
(この記事は、2014年8月5日に若手医師と医学生のための情報サイトCadetto.jp http://medical.nikkeibp.co.jp/inc/all/cadetto/ に掲載されたものです。Cadetto […] » 続きを読む