故あって、米国の一地方都市にとんぼ返り旅行をしてきましたが、行きの飛行機は二時間遅れで乗り継ぎに間に合わず。目的地に着けずに空港近くのホテルに一泊する羽目に。しかも天候が理由だからといって、ホテル宿泊代も自己負担!目的地で予約したホテルには泊まれず、と散々でした。
どこの航空会社とは言いませんが、本当に飛行機に乗るたびに遅延します。今までの遅延確率は主観的に(怒りで水増しされて)50%くらいかと。そこで本当にアメリカの航空会社は遅れるのか?ということを検証。
Flight Statsという便利なサイトがあるんですね。定時運行率を過去三ヶ月のデータから教えてくれます。それによると…
By Airline:
Continental – 76%
American Airline – 79%
Delta – 83%
JAL – 85%
あれ?思ったよりそこまで大きな差はないんですね。JALがこの中では一番高いけれど、Deltaとの差はわずかだし、主観的な差を埋めるほどの大きさではない。とすると他の因子が影響している可能性あり。というわけで…
By Route:
JFK (NY) to ORD (CHI) – 67%
ORD (CHI) to JFK (NY) – 65%
LGA (NY) to ORD (CHI) – 76%
ORD (CHI) to JAC (Jackson Hole) – 76%
JFK (NY) to SLC (Salt Lake) – 79%
DEN (Denver) to SLC (Salt Lake) – 80%
うーん、微妙。ただどうも、メジャー空港同士の発着は、混みあうから遅れやすいようだ、という当たり前の結果が導かれたような気がします。JFKとシカゴの60%台って、よくよく考えてみるとすごい低い定時発着率ですよね。あ、忘れてましたね!日本の統計。
成田-福岡 92 %
羽田-関西 92%
なるほど。JALで定時発着率が高いのは、日本で定時発着率が高いから。それを米国と比べると、平均値で15%くらいの差が出るので、いつも遅れているように感じるようです。しかしこれって有名な事実だった気が…時間の無駄だったか…