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またまた昔話から。

そのむかしむかし大昔、私が管制官だった頃、航空界というものはご想像どおり派手な実に狭い世界でした。管制官とキャビンアテンダントの恋、やはり多かったですね。CAが管制塔を見学に来ること、しょっちゅうでしたし、パーティーなんかもたくさんありました。私は日本初の女性管制官でしたので恋愛の対象はもちろん同性のCAではなく、パイロットということなりますでしょうか。空を飛ぶ彼氏と航空無線で、思いっきり声を甘くして、

”Have a good day!!”

なんちゃって。。。

でも「空港マートでフライトが終わったら9時に待っててね。」なんて無線で言ったものなら即刻首になっていたでしょうね。危ない危ない!

さて現実に戻ります。

医師たちの恋愛事情、ふ~む航空界劣らずけっこう派手です。院内恋愛ご法度なんてありえませんから。周りを見渡しますと離婚歴のない医師を探すのは非常に難しいです。一般にアメリカでは50%のカップルが離婚に至るといいますがERの医師はかっこいい人が多いので?それでかどうかは不明ですが離婚率は9割以上いっているように思います。。。

以下はうちの病院での恋愛事情のほんの一例です。

館内放送でコードブルーが二つほぼ同時に流れました。一つはICU,もうひとつはCCUで、CCUというのは循環器専門のICUのことなんですが私はもう一人の医師がICUに走るのを見届けた後CCUへ猛ダッシュ!

コードブルーを片付けてERに帰ろうとしますと、何かうしろにとても熱い視線を感じました。

振り向きますとドクターらしき人が微笑みながらこちらをじっと見ています。

「あのう。ドクターでしょうか。お名前は?」

「ボクはドクターRです。さっきのコードブルー、かっこよかったですよ。患者さんをああやって救う姿、ステキでした。ところで今度お食事でもいかが?オフの日に電話しますから電話番号教えてください。」

ま、こんな大阪のおばはんでも院内恋愛のチャンスはころがっているということやね。

 

ところで医師たちの恋愛事情という日本のドラマ、現在第4話までお話が進んでいますが、あほらしいと思いながらけっこう影響されております。

マーティンもと子

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