Skip to main content
三枝孝充

ブログについて

「日米腎臓内科ネット活動ブログ」で腎臓に関する話題を中心に書いています。「日米腎臓内科ネット」は、腎臓内科における臨床教育、研究、移植の発展に興味を持つ日米の医療関係者が、メーリングリストやブログ、セミナーなどを通じて情報交換をしていくことを目的とした団体です。

三枝孝充

米国NY生まれ。10歳で日本へ戻り帰国学級でリハビリ後、何とか大学を卒業。防衛医科大学校病院などで研修をし、2006年にN programのサポートを得てNYの Long Island College Hospitalで内科研修、2009年からMedical U of South Carolinaで腎臓内科研修中。日米腎臓内科ネットメンバー。

★おすすめ

はじめまして。あめいろぐの仲間に入れていただきました三枝孝充(さいぐさ たかみつ)です。現在、私はMedical University of South Carolinaで腎臓内科フェロー(3年目)をしています。2年ほど前に米国で腎臓内科の研修をした経験のある先生方とともに日米腎臓内科ネットを立ち上げました。
Oncologyや緩和医療、infectious diseaseなどと比べ、腎臓内科は日本では比較的確立された分野ですが、「腎移植」や「コンサルト制度」、腎臓内科「教育」、特に「腎臓生理」に関してはアメリカに学ぶことが多くあると思っています。また逆に日本の腎臓内科の優れた点をアメリカで広めることも重要です。(最近私は日本では~と頻繁にカンファレンスで発言しています)

日米腎臓内科ネットをはじめた経緯は、アメリカの腎臓内科教育から学んだことをできるだけ多くの方に知っていただき、教育や医療の充実につながってほしいという思いからです。「日米腎臓内科ネット」は腎臓内科における臨床教育、研究、移植の発展に興味を持つ日米の医療関係者が、メーリングリストやブログ、セミナーなどを通じて情報交換をしていくことを目的としています。米国では腎臓内科医になろうとする学生が毎年減っているようです。そのひとつの理由に、「腎臓生理」や「透析」はややこしくて理解できないという意見があるようです。この責任は教える側にもあると思います。腎臓内科学にかかわらないことですが、教育は「わかりやすさ」が重要です。最近はインディアナ大学腎臓内科フェローの波戸岳先生と交互に日米腎臓内科ネット活動ブログで日米の腎臓内科の違いのほか、重要な腎臓内科のtopic、腎臓生理に関してなるべくわかりやすく書いています。

将来、このネットワークを通じて、できるだけ多くの医師や学生に日米の腎臓内科の違いや腎臓内科学の楽しさ知ってもらい、それが少しでも医学教育や医療の充実につながればよいなと思っています。情報発信だけではなく、多くの方との「情報交換」がkeyになりますので、ブログへのコメントもしくは話題に上げてほしいことをコメントかメーリングリストを通じてどんどんいただければうれしく思います。またブログを書いてみたいという方も募集します。このネットワークのメンバーはこちらです。

T.S

2件のコメント

  1. 日米腎臓内科ネットの紹介ありがとうございます! こうやって、いろんなグループと連携していければ、シナジー効果が期待できますね。
    肝不全の患者さんをたくさん見るので、ナトリウムの管理がとても大切です。今まで、肝臓のことは避けて逃げてきましたが (レジデントをした病院では腎臓科はあまり活発じゃなかったんです)、日々の必要性にかられて、腎臓ネットのサイトであらためて勉強させてもらっています。 わかりやすくて助かっています。私も子供のGIでレクチャーコーナーやってみたいですね。

  2. あめいろぐを通じて様々な人とバリアのない充実したcommunicationをしていけるといいですね。仲間に入れていただきありがとうございました。

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。


バックナンバー