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マーティンもと子

ブログについて

ERを駆け巡ることな、なんと100年! 砂漠の町テキサス州エルパソから発信します。 元女性管制官第一号。航空機の緊急事態を処理できる能力を救急の世界に応用できる異色のおもろい元管制官医師。絶対にぶつけへんで~! Clinical Assistant Professor at Texas Tech University

マーティンもと子

女性管制官第一号として11年間運輸省勤務後渡米。アメリカ人と結婚、5人の子宝にめぐまれる。夫婦そろってメディカルスクールを苦労して卒業後夫は内科軍医、私は救急の世界へ。 日米の医師免許取得。大阪府高槻市出身テキサス州エルパソ在住 Clinical Assistant Professor at Texas Tech University

長年活動を休止していた音楽活動ですが、先日ついにピアニストとして再デビュー。

舞台のスポットライトを浴びることになりました。とは言え、息子のチェロのピアノ伴奏をしただけのことですが、BACHのDREI SONATENを 二ヶ月近くも毎日毎日一生懸命練習したわけです。おかげ様で当日は再デビューも衣装華やかに、さりげなく間違えながらも息子の足を引っ張ることなく無事に弾き終わりました。成績は1マイナスで、1プラスはもらえませんでしたが次のステップへ。明後日はオースティン行きをかけてチェロとバイオリンのピアノ伴奏をします。勝てばテキサス州レベルのコンテストに参加できることになります。

さてスポットライトと言えばもちろんコードブルー。瀕死の状態にある患者を目の前に、次の指示を待つスタッフがチームリーダーである私を見上げます。まるで舞台に上がってマイクを握る自分がそこでスポットライトを浴びているような感覚です。

エピネフリン、はい、CPR続けて。

ショックするよ、みんな離れて!

特に患者の枕元に立って、気管の挿管をする瞬間はスタッフ全員の視線が集まります。まさしくER究極のスポットライト。

一日に最低一度はそういう機会にめぐまれるような緊急度の高い患者の集まる病院で何年も働いているおかげでスポットライトを浴びても焦ることもアガルこともなくなりました。こうやって身につけた貴重なあがらぬ術を引っさげて明後日はコンテストに参加してまいります。

ピアニストの世界と救急の世界がこうやってつながるとは私も思いもしなかったですねぇ。。。

 

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