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全身麻酔と腰椎麻酔 2014/07/01

65歳ハワイ在住です。数年前から、尿管につながる箇所にステントを入れています。 これまでは東京で腰椎麻酔をしてステントを交換をしており、この腰椎麻酔がかなり痛くて悲鳴をあげていますが、ハワイでは全身麻酔ですると聞き、興味を持っています。 尿管ステント交換における全身麻酔と腰椎麻酔の利点・欠点について教えてください。
全身麻酔と腰痛麻酔の利点、欠点についてのご質問ですが、患者様の意向、全身状態、手術内容、外科からのリクエストに基づいて総合的に判断したうえで麻酔方法は決定されます。尿管ステント交換だけですと比較的短い手術です。私どもの病院では全身麻酔、気道確保はlaryngeal mask airway (LMA)で行う事が多いです。
全身麻酔の主な利点としては全身麻酔の方が手術後、回復室にいる時間が腰椎麻酔より短い点です。腰椎麻酔の場合、腰椎麻酔の薬がさめ歩けるようになるまで回復室にいなければならないため、回復室にいる時間が4−5時間かかりますが、全身麻酔ですと通常2時間以内です。腰椎麻酔でかなりいたい思いをされたということですので、腰椎穿刺部位の脊椎間が狭い、あるいは曲がっていて技術的に難しいのかもしれませんね。全身麻酔の場合深い眠りなので気道確保が必要になり、患者様が寝た直後に気道に挿管、あるいは先ほど申し上げたLMAで呼吸を補助することになります。どちらの場合も手術後に少し喉に違和感、あるいは痛みを感じるかも知れません。また歯牙がグラグラしていれば挿入の際抜ける可能性があります。腰椎麻酔の利点としては手術の際の痛みを最大限抑えられる事ですが、ステント交換の際の痛みは他の手術(例えば膝の関節置換術など)と比べ少ない方です。
全身状態についてですが、例えば心臓血管機能が極端に低い場合腰椎麻酔が難しく、全身麻酔の方が適していたり、あるいは肺機能が悪い場合腰椎麻酔を行う場合もあり人それぞれです。担当の麻酔科医師に相談してベストな選択をされて下さい。


金城 さくら

(注)これらの情報は回答時点のものであり、随時変更される可能性があります。

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