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Marketplace 2013/11/29

Health Insurance Marketplaceで医療保険に加入できると聞いたのですが、どのような仕組みなのか分かりません。概要を教えてください。
Health Insurance Marketplace(医療保険市場)は、オバマケアと呼ばれるPatient Protection and Affordable Care Act(PPACA)によって導入された新たなシステムです。各保険会社は、国の基準に沿った保険プランをMarketplaceと呼ばれるウェブ上の市場に出します。個人の購入者は、ショッピングをするように保険プランを見比べて、自分の好きなプランを購入し、医療保険に加入することができます。

このシステムを通じて保険に加入するためには、いくつかの条件を満たさなければなりません。
1.所得がある程度の水準以上あり、低所得者用の公的保険であるMedicaidに加入できない
2.65歳未満かつ身体障害を有さず、もう一つの公的保険であるMedicareに加入できない
3.雇用主から医療保険が提供されていない
4.米国に不法滞在していない
5.刑務所に収監されていない

したがって、雇用主から医療保険が提供されていない限り、日本から就労ビザで来た人もこのMarketplaceを通じて保険に加入することができます。学生ビザで来た人も同様にMarketplaceを使うことができますが、ほとんどの場合学校を通じて保険に入ることができます。

Marketplaceを通じて保険に入ると、収入に応じて補助が出ます。世帯の年収に応じて個人負担するべき保険料の最大額があらかじめ決まっており、その額を超える分が年度末調整で還付される仕組みになっています。例えば4人家族で世帯年収が600万円の場合、年間約5000ドルが最大の個人負担額です。もし年間保険料が8000ドルだとすると、差額の3000ドル分の補助が出ます。こちらでお住まいの地域の保険料及び補助金の概算ができるので、試してみてください。

注意すべきは、医療保険に加入できるのにあえて加入しないことを選んだ場合、追加の税負担が生じることです。これは2014年から適応され、数年かけて段階的に上がっていくので、気をつけてください。くれぐれも知らぬ間に余計な税金を納めていた、なんてことがありませんように…

私の住んでいるミネソタのように、州によっては独自のMarketplaceを用意しているところもあります。ご自分の住んでいる州がMarketplaceを出しているかどうか、各自ご確認ください。それ以外の場合は、合衆国政府のMarketplaceから保険を購入することになります。合衆国政府のウェブサイトはこちらです。


反田 篤志

(注)これらの情報は回答時点のものであり、随時変更される可能性があります。

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